潜水艦はどうやって見えない敵を探るのか、元アメリカ海軍のベテランソナーマンが語る

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海中に潜って任務を遂行する潜水艦には窓がないため、周りの状況を目で見て判断することができません。そのため、潜水艦には音によって敵の位置や地形を把握するソナーが搭載されており、ソナーを使って海中のあらゆる音源を探知する専門官の「ソナーマン」が乗艦します。潜水艦のソナーとはどういうものなのかを、アメリカ海軍の元ソナーマンだったアーロン・アミック氏が解説しています。

ソナーアレイによる信号変換は、元の音響信号からいかなる情報も取り除かないように、コンピューターによって注意深く行われます。音響信号は「広帯域ディスプレイ」と「狭帯域ディスプレイ」の二つの一般的なインターフェース上で解析されます。

狭帯域ディスプレイには、ソナーアレイがキャッチした音の全スペクトルが、横断する周波数ごとに分割されて表示されます。狭帯域ディスプレイは、音の正体が何なのかを示すさまざまな情報を集約したものとなります。海中を伝わる音には敵艦の出す音だけではなく、海に住む生き物が出す音や地震による音も存在します。音響分析は海軍作戦において極めて重要な道具です。ソナーマンは、リアルタイムで膨大な音響情報を管理する必要があるため、潜水艦に乗り込む前に、陸上で十分な訓練を受ける必要があります。 例えば沿岸地域では、絶えず発生する川の流れや融雪の音がまるで反射壁のような役割を担うとのこと。そのため、沿岸地域の航海中はまるで音の鏡の中を航海しているようになっているとアミック氏は語っていますまた、氷が多い海域は氷がこすれたりぶつかったりする音が騒音となり、さらに氷に海中の音が反射するため、音を判別しづらくなるそうです。

 

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