新型コロナウイルスは、演劇や落語にも大打撃をもたらしています。緊急事態宣言で、劇場や寄席が閉鎖され、多くの舞台公演や落語会が中止や延期となりました。宣言は解除されましたが、これまで経験したことのない苦境の中、演劇や落語にかかわる人たちはどうしているのでしょうか。さまざまなアンケートから、厳しい現実が見えてきます。【林尚之】回答は16社で、5月末までの公演中止による損失額は30億円以上が2社、10~30億円が3社、5~10億円が2社でした。中止は6月以降も続いており、損失額は増えるでしょう。将来的に事業継続が困難と答えた社が6社もありました。ネットワークに参加したのは演劇の大手・中堅ですが、「夏まで到底持ちそうにありません」「来年4月ごろ事業継続が困難になる」と切実な状況を訴えました。
落語界も同様です。桂文枝、笑福亭鶴瓶が所属する「上方落語協会」が会員を調査したところ、4月中旬までの公演キャンセルは2924件、4月の収入は「無収入」が71%でした。5月に入っても状況は変わりませんから、多くの落語家の無収入状態が2カ月以上も続くことになります。 政府も、中止・延期した演劇などの公演について費用の2分の1を上限5000万円で支援するほか、活動の継続や稽古、感染防止対策などに対し、個人や小規模団体に最大150万円を支援する方針です。さらに、劇団などを中心にした「演劇緊急支援プロジェクト」は、コロナ収束後の活動支援の土台となる「文化芸術復興基金」の創設を求めています。日本の文化芸術を守るためには、長い目で見る必要があるようです。四季の吉田智誉樹社長(55)は「再開予定の6月下旬までで、約1000回の公演が中止となりました」と話します。4月7日の緊急事態宣言から飲食店などが休業に入りましたが、四季をはじめ演劇は自粛要請で2月下旬から公演を中止しました。「公演中止で売り上げもなくなった。しばらくは大丈夫ですが、長引けば、劇団の継続も脅かされるかもしれません」。四季には1400人の劇団員がいますが、大半が自宅待機中です。「俳優たちは稽古もできない状況で、彼らのコンディションが心配です。人材育成に長い時間がかかるけれど、1度失ったものを取り戻すには再び長い時間がかかる。簡単に育たないんです」
6月28日に「マンマ・ミーア」「ライオンキング」(名古屋)、7月1日に「キャッツ」、同7日に「アラジン」が再開予定です。「稽古場に人が密集しないように分散して稽古するので、再開日も違うんです」。大ヒットしたアニメ映画をミュージカルにした「アナと雪の女王」も当初9月開幕予定でしたが、来年6月に延期となりました。海外スタッフの来日のめどがつかないためですが、これも新型コロナの影響です。
この損失を取り戻す事は出来ないし コロナ渦以前の観劇形態を取る事も難しくなるかもしれない 有料動画配信に移行するしかなくなるかもしれない NHKで放映している形でのだ。 この形は予想以上の収益になるかもしれない 劇場へ足を運べない遠方の方々を取り込めるのだ!
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