演劇とコントでエンタメ界を席巻。ダウ90000、メンバー全員ロングインタビュー|Pen Online

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2020年に旗揚げされた8人組ユニット、ダウ90000。定期的に演劇の公演を続けるが「劇団」とは名乗らず、ライブやテレビでコントを披露するが「芸人」とも名乗らない。メンバーは、作・演出を手がける主宰の...

私は泣かなくなりました。1年前までは、インタビューとかたくさんの人の前で自分のことをしゃべったり、ラジオを収録した後とかに、よく泣いていたんです。別に悲しかったわけじゃなく、そういうのをずっと避けてきたので、エネルギーの使い方がわからないというか、慣れてないことで反射的に泣いちゃってたのが、最近はやっと泣かずにしゃべれるようになりました。僕は、こんなこと言ったらあれかもしれないですけど、お金持ちになりました。この仕事でこのくらいのお金をもらえるんだ、っていう実感が一番リアルな変化ですね。そろそろメンバーにもけっこうな金額が入るんですけど、それでみんなが変わらないといいなって思います。

と言うのも、お金の問題だけじゃなく、どの現場でもけっこう過保護にしてくれるんですよね。カットかかるたびにADさんがケアしてくれたり、日傘を差してくれたりして、いちいち断るのも生意気だと思われるかなと思って言えないし、かといって、それをしてほしいとも思ってないし。相当いろんなところに気をつけないと、どんどん生意気だと思われてしまうなっていうのは、日々痛感しています。やってましたね。芸術学部なので、僕らだけではなく、いろんなサークルとかが教室でなにかを発表するみたいなことはやってましたけど、大学の教室でやるライブなんて、基本つまらないんですよ。つまらないというか、そこまで本気じゃない人たちも多かったし。でも僕は、何度か公演をやっていくなかで、自分が客としてお笑いライブを観ている感触と比べても、けっこういける気がしたんです。まわりは「ウケるのはここだけだよ」とか言ってくるんですけど、どう考えても外でも通用する気がして。それで大学を卒業する時に、本気で仕事にしたい人だけついてきてほしい、2年後には全員バイト辞めさせるって宣言して、残ってくれたのがいまのメンバーです。うまくいってよかったなと思う

僕は全員それぞれが本当におもしろい素質があると思っているし、10年とか仕事を続けて、舞台に立ち続けていれば、一般社会からはどんどんズレていくので、そこがまたおもしろさになると思うんです。あとは、そのズレを自覚して、いじられてもいい人間になれるかどうか。いじられることを許容できる人が売れる人で、許容できない人は売れないと思っているので。あとは、何者でもない時から僕らをずっと出してくれた、渋谷のユーロライブ(ライブハウス)に恩返しをしたいです。2017年にスタートした「Pen クリエイター・アワード」。第7回となる今回は、その1年に最も輝いたクリエイターをたたえる『Pen』本誌での特集に加えて、最旬のクリエイターをWEBで紹介する「BREAKING」と、作品公募×ワークショップのプロジェクト「NEXT」を展開。本誌「クリエイター・アワード」特集は2023年11月28日発売予定。

 

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