ＡＩＧ全英女子オープンゴルフ（２０～２３日、スコットランド・ロイヤルトゥルーンＧＣ）で２連覇を目指す２１歳の渋野日向子が６日、オンラインで会見。「不安はあるが、（新型コロナウイルスの感染拡大で）大変な思いをされている世界の方々に向け、笑顔や勇気だったりを与えられるプレーができたらいい」と抱負を語った。７日、英国へ向け、出発する。
今年の全英女子はスコットランドのリンクスが舞台。昨年は林間コースだった。オフからリンクスを意識した練習を積んできた渋野だが、「２０１６年の全英オープンをライブで見たけど、バンカーがすごいな、という印象。強風、気候の変化もある。頭を使ったプレーをしないといけないと思う」と打ち明けた。全英の前週はスコットランド・オープンに出場し、調整。長期の遠征に「スーツケース一杯分のお菓子を持っていく」と笑顔を見せた。 全英後は９月に延期になったメジャー、ＡＮＡインスピレーション、１０月の全米女子プロ選手権に出場するため、そのまま渡米し、米ツアーを転戦する予定。地元・岡山県で開催される国内四大大会、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯（９月１０～１３日、ＪＦＥ瀬戸内海ＧＣ）は出場を見送るが、「かなり悩んだ。今の自分は米国で戦いたいという気持ちが強い。自分の気持ちにウソをつきたくなかった。５大メジャー制覇が夢」と力を込めた。
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