正吾さんは小学校から慶応で、中学はバレーボール部、高校ではアメリカンフットボール部に所属。現在は190センチ近い長身で、アメフト選手として将来を嘱望されていたという。ただ、本人が大学では野球を希望し、昨年末に慶大の練習に参加。右打ちのロングティー打撃で大飛球を飛ばし、慶大関係者を驚かせた。
堀井哲也監督(58)は「本人とも面談しましたが、強い意志を感じました。戦力になる、ならないは努力次第ですが、4年間やる基礎体力はあると判断しました」と話した。別の関係者も「来るものは拒まず、です。足もあるし、遠投もすごかった。大学から野球を始める選手が出るのは、スポーツ界にいい影響を与えると思う」と期待する。練習への合流時期は未定だが、緊急事態宣言明けとなる。
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