J屈指のドリブラーは複数のJ1クラブで争奪戦となっていたが、早い段階で熱烈オファーを出した故郷クラブの浦和が制した。浦和が松尾の将来的な海外移籍に理解を示していることも決め手となった。浦和ユース時代以来、6年ぶりの“帰還”となる。
川口市出身の松尾は、中高と浦和の育成組織でプレー。トップチームに昇格できずに仙台大へ進学したが、2年時には14戦25得点で東北学生リーグの得点王に輝いた。4年時の19年には、当時J2の横浜FCで特別指定選手としてリーグ21戦6得点5アシストでJ1昇格に貢献。プロ1年目の昨季は9月に古巣・浦和戦で2ゴールを挙げ、今季は30戦3得点と主力で活躍した。 浦和の今季リーグ戦得点数は38試合で45得点。優勝した川崎(81点)、2位の横浜M(82点)、3位の神戸(62点)ら上位勢に遠く及ばなかった。リーグとACLを戦う来季にむけ、左MFを主戦場にスピードと突破力が光るアタッカーの松尾が、浦和の攻撃陣に厚みをもたらす。
◆松尾 佑介(まつお・ゆうすけ) 1997年7月23日、埼玉・川口市出身。24歳。中学、高校と浦和の育成組織で育ち、仙台大へ進学。4年時の19年に特別指定選手として横浜FCでプレーし、同年6月29日の岡山戦でJデビュー。20年に正式入団し、8月15日の湘南戦でJ1初ゴール。J1通算50試合10得点。利き足は右。170センチ、65キロ。好きな女性タレントは小松菜奈。
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