、トークショーを開催する。女優人生の歩みや、終活への思い、「生きている限り楽しいことを考える」という人生観を語った。(奥津 友希乃)
節目を迎えた大女優は「70年…あっという間でしたよ」と軽やかに振り返る。本名・信子にちなみ“ぶーちゃん”と呼ばれ、洋画に夢中だった14歳は新聞の連載小説「緑はるかに」の映画化を知り、ヒロイン・ルリ子役に応募。2000人から最終審査に残り「キャメラテストで(同小説挿絵の)中原淳一先生が『この子だ!』と私のおさげをバサッとお切りになった。その時、覚悟が決まりました」。“ルリ子カット”と美貌で脚光を浴びる銀幕女優誕生の瞬間だった。「髪はお願いしても、メイクは必ず自分でやる。特に目は重要ね。自分だけじゃないの。前に森進一さんの目元がちょっとはっきりしなかったから、目張りを描いてあげたの(笑い)。賛否あったみたいだけど、私は『こういう顔で歌った方がいいじゃん!』って。まあ、そんないたずらしてやってたこともあるわね」「当時は25日間で1本撮る時代。忙しいなんてもんじゃなかった。裕ちゃん(石原裕次郎さん)や小林旭、(高橋)英樹、渡君(渡哲也さん)の相手役を演じて、皆さんいい人でした。忙しいのに遅くまで飲んで、翌朝の撮影に遅刻するのは旭と裕ちゃんね。最初の3日間は許してたけど、ついに私の堪忍袋の緒が切
「はちゃめちゃな時代でした。当時私は免許がなくて慌てて教習所で10日で取ったの。左ハンドルだし運転も難しいでしょ。撮影中に混乱してガソリンスタンドでぶつけて大変なことになりました。でもあの頃は『無理』と否定から入ることは絶対しなかった。楽しんでやってみる、それが糧になり今の私があります」「リリーさんと私は似ている。本当にこの役に出会えて幸運です。渥美さんは物静かだけど、リリーさんには心を許してくれた感じがありました。(渥美さんの遺作『―寅次郎紅の花』の撮影で)渥美さんの腕が細くなったことに気づいて、山田洋次監督に『寅さんとリリーを結婚させてください』と頼んだこともあった。かなわなかったけどね。でも私は誰に対しても“亡くなった”とは思わない。ちょっと会えていないだけなの」「私はあんまり面倒みてあげられなくて。彼は何でもできる人だったから。こんなこと言ったら怒られちゃうかな。でも結婚してよかったですね。後悔なんて全くない。結婚してからも女優を続けさせてくれたことにもすごく感謝してます」同世代は人生の終着点を意識し“終活”を始めているが、「だめだめ!...
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