注目された日銀6月16、17日政策決定会合の中身 | ブルームバーグ

  • 📰 Toyokeizai
  • ⏱ Reading Time:
  • 31 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 16%
  • Publisher: 63%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

【注目された日銀6月16、17日政策決定会合の中身】 主流は金融緩和は持続的な賃上げの後押しに有効 東洋経済オンライン

ある出席者は「金融緩和の継続は企業による持続的な賃上げを後押しするために有効」と発言。「賃金の上昇を伴う形で物価安定の目標を持続的・安定的に実現できるよう、金融緩和を実施していく必要がある」「賃上げ傾向が確実になり、物価目標を持続的・ 安定的に実現するまで金融緩和を継続すべきだ」との声も出た。

賃上げよりも雇用維持を優先する労使交渉が根付いてきたことが、日本の賃金が構造的に上昇しにくくなっている背景との指摘もあった。需給ギャップを解消し、所得と雇用を増加させるには、「政府の財政政策等とも連携しながら、経済を温めて高圧経済の実現を目指すことが必要だ」とする出席者もいた。 他の主要中央銀行が相次いでインフレ対応で金融引き締めに動いており、別の出席者は、海外からの金利上昇圧力は今後も続くとみられる中、「金融市場調節方針を実現するため、指し値オペの毎営業日実施を続けることが適当だ」と主張。政策金利のフォワードガイダンス(指針)について「従来の方針を継続することが適当だ」との意見も出た。会合では現行の長短金利操作付き量的・質的金融緩和の維持を賛成多数で決めた。声明文でリスク要因として「金融・為替市場の動向やそのわが国経済・物価への影響を、十分注視する必要がある」と言及した。一時1ドル=135円台まで円安が進行する中、市場では金融緩和策の修正観測も浮上していた。

主な意見には「急激な円安の進行は先行きの不確実性を高め、企業による事業計画の策定を困難にするため、経済にマイナスに作用する」との発言が盛り込まれた。 前回の4月会合時に見られた「需給ギャップや失業率ギャップが未だに大きく、インフレの基調が極めて低い現状に対しては為替円安がプラスに働く」とのプラス面への言及はなくなった。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 47. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

総点検、パウエルFRB議長の米下院証言の「きも」 | ブルームバーグパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、インフレ抑制に対する自身のコミットメントは「無条件」のものだと述べた。ボウマンFRB理事も7月の0.75ポイントの追加利上げを支持すると表明した。パウエル氏が証言した…
ソース: Toyokeizai - 🏆 47. / 63 続きを読む »

総点検、パウエルFRB議長の米下院証言の「きも」 | ブルームバーグパウエルFRB議長は、インフレ抑制に対する自身のコミットメントは「無条件」のものだと述べました。ボウマンFRB理事も7月の0.75ポイントの追加利上げを支持すると表明。議長が証言した下院の公聴会では、民主党議員から利上げが景気後退を招きかねないと懸念が示されました。
ソース: Toyokeizai - 🏆 47. / 63 続きを読む »

銃規制めぐる米国内の分断の深さ浮き彫りに | ブルームバーグ米上院は23日、超党派の銃規制法案を賛成65、反対33で可決した。銃規制の強化に向け、この約30年間で最大の前進だと評価されている。一方、米連邦最高裁は同日、公の場所での個人による銃の携行を原則的に禁じているニ…
ソース: Toyokeizai - 🏆 47. / 63 続きを読む »

銃規制めぐる米国内の分断の深さ浮き彫りに | ブルームバーグ米上院は23日、超党派の銃規制法案を賛成65、反対33で可決しました。銃規制の強化に向け、この約30年間で最大の前進だと評価されています。一方、米最高裁は同日、銃携行を厳しく制限したニューヨーク州法を無効と判断。銃を巡る米国内の分断の深さを浮き彫りにしました。 TomoMachi この問題は刀狩りを経験している日本では問題にならないが、欧米では庶民の権力への抵抗権が問題になる。庶民を苦しめる権力には武器を持って戦うことが許されている雰囲気があるのだ。皇室が権威だけで権力を持たず、欧米で起きた王と市民の戦いを経験していない日本の特別な歴史とも言える。
ソース: Toyokeizai - 🏆 47. / 63 続きを読む »