は「奇麗なお母さまねぇ」と感嘆。沢村は「保護者会とか一番目立つ格好で行くんだ!っていうポリシーで来てました。保護者会が終わって帰ると、“お母さんが一番奇麗だったでしょ?”って必ず聞かれてましたね。意識してましたね」と笑った。
父は19歳で死去したが、すでに離婚していたこともあり、「父とは年2〜3回会うかなっていう感じだった」と説明。「女で一つで、小学校の頃から父は家にいない人だったので、3人で生活してましたね。母は本当に大変だったと思います」と振り返った。 その母は86歳になっているといい、鹿児島の施設で暮らしている。「声も聞こえているのかなってくらいです、今は。凄く心臓が強いらしくて、意識はほとんどないんですけど、体は元気なんですよ」と現状を明かし、「種子島出身で、足腰は丈夫だったんですけど、言動がおかしくなった時期があって、いろいろ調べたら、前頭葉が委縮する凄く珍しい病気」と説明。「それでだんだん意識混濁というか、実際にないことがあるように見えたりするようになって、ご近所の方にも迷惑をいっぱいかけていたみたいで、今は施設に入って、だんだん意識がなくなって、という感じです」とした。
「ただそれも、それ(病気)が分かるまでに凄い時間かかって。ご近所の方々に凄い迷惑かけていたんですよね」と沢村。「僕も気が付かなくて、今思うと本当に申し訳ないなと思うんですけど、それをボランティアの方が見つけてくださって。“1回検査行きませんか?”って病院の手配だったりもやってくださって、その人のおかげでその病気が発覚して、施設も凄く難しい病気だったので、優先的に施設にも入れてくださったんですよ。ああいうボランティアの方は助かるなと思って、感謝でいっぱいです」と話した。 母の病気について沢村は「明るく、派手好きで、人が集まるところが大好きな人だったので、病気って気付かなくて。病気が始まって5年ぐらい経っていた」という。「病気が始まって5年ぐらい経ってて。もしかしたら心の病なのかなとも思っていたんですけど、調べてみたら脳の病気だった。本人はあまりそれを意識していないので、かわいそうっていう意識はたぶんない。それが幸いなのかなと」と話した。
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