芸能活動を休業中の女優、沢尻エリカ(37)が2024年2月に上演される舞台「欲望という名の電車」で約4年ぶりに復帰することが1日、分かった。舞台初出演にして初主演を飾る同作は米演劇の不朽の名作で、ビジュアル撮影ではブランクを感じさせないオーラを発揮。20年2月に薬物事件で執行猶予付きの有罪判決を受け、その後は更生にまい進してきた沢尻が、女優として新たな一歩を踏み出す。復帰作「欲望という名の電車」(来年2月10〜18日、東京・渋谷区の新国立劇場中劇場)は米劇作家、テネシー・ウィリアムズの名作。1947年にブロードウェーで初演、51年には映画化されアカデミー賞4部門に輝いた。ニューオーリンズを舞台に落ちぶれた上流階級出身の未亡人が破滅するまでを描く物語。主人公・ブランチを沢尻、彼女と反発し合う義弟・スタンリーを伊藤英明(48)が演じる。
沢尻を巡っては、2019年11月に麻薬取締法違反容疑で逮捕され、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」を降板。20年2月に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた後は、所属事務所、エイベックスの支援を受けながら更生に励んでいた。休業中の様子について、関係者は「猛省し、自分自身としっかり向き合って静かに過ごしていたようです」と説明。初公判時に女優復帰は否定していたが、今回、19年9月公開の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」以来、約4年ぶりに再始動が決まったことについては「今後の進むべき道を事務所関係者とともに考えて、舞台での俳優業を再開することにしたと聞いてます」と明かす。復帰が決まってからは「積極的にさまざまな準備に取り組んでいるようです」といい、女優魂を燃やしている様子だ。
先日行われたビジュアル撮影では、金髪に黒いワンピース姿で笑みを浮かべながらスタジオに入り、「お願いします」と謙虚にあいさつ。初共演の伊藤に後ろから抱きしめられる密着カットも持ち前の演技力で堂々とこなしたといい、関係者は「ブランクを感じさせない沢尻エリカのオーラと存在感だったと聞いています」と証言する。演出を手掛けるのは小説・映画化もされた戯曲「焼肉ドラゴン」などで知られる鄭義信氏。「高慢な中に孤独の影を感じさせる沢尻さんと、柔らかな心を硬い肉体で包み隠そうとしているかのような伊藤さんをはじめとする、心強い俳優たちと、深い密林をかき分けるかのように、せりふと格闘しようと思う」と意気込む。ブランチの妹・ステラ役に清水葉月(33)、ブランチに好意を抱くスタンリーの友人・ミッチ役には高橋努(45)が決まった。
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