【名護】国立ハンセン病療養所「沖縄愛楽園」自治会の新会長に1日、小底京子さん（71）が就任した。全国に13ある国立療養所の入所者でつくる自治会で、女性の会長は初。愛楽園では、長年会長を務めた金城雅春さんが2021年に死去し、後任の米蔵豊正さんも今年1月に亡くなった後、会長不在が続いていた。小底さんは「将来構想など課題が山積している状況で、会長不在は是が非でも避けたかった」との思いで就任を決意した。
そうした中で、出合ったのが琉球琴だ。琴の音色に魅了された。「自分自身が励まされた。少しずつ心にも潤いが持てるようになった」と語る。琴にのめり込んでいき、稽古場に入った。その際は偏見・差別を恐れ、近場ではなく本島中部の稽古場にバスで通った。 夫の故・小底秀雄さんも自治会長を務め、愛楽園の存続やハンセン病の啓発に関わってきた。小底さんは夫をそばで支えた。差別の解消や国の隔離政策の責任を問う裁判などに力を尽くした金城元会長の時代は、7年間事務部長を務めた。 今回の新会長選では選挙当日になっても、立候補者が現れなかった。小底さんは自治会が存続しなければ、「100人の入所者、一人一人の声が反映されないことになる」と考えた。悩んだ末に選挙当日の締め切り直前で意を決し、立候補した。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
健康の秘訣は「毎日、海を見ること！」 名護市屋部の比嘉さん カジマヤー祝う | 沖縄タイムス＋プラス プレミアム | 沖縄タイムス＋プラス【名護】数え年９７歳のカジマヤーを迎えた名護市屋部の比嘉瑞枝さん＝写真＝は朝夕、自宅前の海を流木に座って眺めるのが日課だ。雨が降らない限り３６５日続けている。 比嘉さんは渡名喜村出身で、嫁いで来た時に目の前に広がるきれいな海に感動したという。
ソース: theokinawatimes - 🏆 85. / 51 続きを読む »
入所者の代弁 決意 愛楽園自治会長に小底さん ハンセン病問題「地道に啓発」 | 沖縄タイムス＋プラス プレミアム | 沖縄タイムス＋プラス＜沖縄愛楽園の自治会長に初の女性 71歳、小底京子さん＞から続き 【名護】沖縄愛楽園の新自治会長に小底京子さん（７１）が就き、全国の国立ハンセン病療養所で初の女性会長となった。熊本地裁が「国のハンセン病隔離政策は違憲」と判断した２００１年のハンセン病国家賠償訴訟から２１年。 1943年にハンセン氏病の特効薬プロミンが発見されるのだけれど、日本本土では長く使用されなかった。 でも沖縄では米軍が作った療養所で直ぐに使用されて、多数の患者がこれで完治している。 実はこのプロミン治療中、患者には一日3000カロリーを超える高栄養食が必要。
ソース: theokinawatimes - 🏆 85. / 51 続きを読む »
「カラキケーキ」おいしいよ シナモンの仲間、大宜味村産を生かして商品開発 北農高生が農家らと活用推進プロジェクト【名護】北部農林高校食品科学科の生徒らが9月24日、沖縄県大宜味村産カラキ（和名オキナワニッケイ）を使って商品開発した「カラキケーキ」を、名護市の道の駅許田で限定販売した。香りや葉の緑色を生かしたケ...
ソース: ryukyushimpo - 🏆 13. / 68 続きを読む »
米軍ゲート前で集会 ２期目始動の玉城沖縄県知事も参加「新基地つくらせない」決意語る 名護市・辺野古【名護】名護市辺野古への新基地建設に反対する集会「県民大行動」（オール沖縄会議主催）が１日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ・メインゲート前で開かれ、県内各地から750人（主催者発表）が参加した。 ... 基地もガンバって欲しいけど子育て政策もっと頑張ってくださいね ウクライナで言えば、 ドネツクとかルハンスクの親露派傀儡知事。 ほらね。
ソース: ryukyushimpo - 🏆 13. / 68 続きを読む »
ご当地WAONでやんばる応援 カードの表面にクイナがデザイン 利用金額の一部を寄付 | 沖縄タイムス＋プラス プレミアム | 沖縄タイムス＋プラス【名護】イオンリテールとイオン琉球、北部広域市町村圏事務組合は１５日、昨年やんばるの森が世界自然遺産に登録されたことを記念し、イオンのご当地電子マネー「やんばるちむどんどんＷＡＯＮ」を発行すると発表した。 ファミリーマートの支払いはやんばるちむどんむどんWAONで、 ローソンの支払いは首里城WAON
ソース: theokinawatimes - 🏆 85. / 51 続きを読む »
勇壮演舞に観衆沸く ３年ぶり名護エイサー | 沖縄タイムス＋プラス ニュース | 沖縄タイムス＋プラス【名護】第３２回名護市青年エイサー祭り（主催・名護市青年ネットワーク連合会、共催・名護市、沖縄タイムス社など）が１８日、市内の２１世紀の森公園野外ステージであった。コロナ禍で３年ぶりの開催となった。地元青年会や市内保育園など計８団体が出場し、勇壮な演舞や華やかな手踊りで会場を沸かせた。 カッコいい
ソース: theokinawatimes - 🏆 85. / 51 続きを読む »