水に浮かぶ未来の水上都市を構想するオランダ人建築家コーエン・オルトゥイス

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カルチャー(文化) / Culture,建築 / Architecture,気候変動 / Climate Change

大雨や高潮など気候変動による激甚災害がますます拡がるなか、陸地を水から必死に守るよりも、水上に家を建てるほうが安全で、丈夫だとしたらどうだろう? 建築家オルトゥイスは、オランダは洪水の危機にさらされている土地を水に返すべきだと考えている。

アムステルダム国立美術館の一角に、オランダ黄金時代の画家ヘリット・ベルクヘイデが17世紀の街並みを描いた作品「View of the Golden Bend in the Herengracht(ヘーレングラハトの黄金の曲がり角)」が掲げられている。アムステルダムの主要な運河沿いに並ぶバロック様式の建物を描いた絵画だ。ヘーレングラハト運河沿いに幅広の美しいレンガ造りの建物が並び、コーニスをあしらったファサードが水面に映っている。新しい住宅のあいだには、幼い子が笑顔になると見える歯の隙間のような空き地があり、開発されるのを待っている。...

4倍の重さなので、コンクリートのブロックをつくると、すぐに水に沈んでしまいます」と少しアクセントのある英語で説明する。「でも、このように広げて空気で満たすと、コンクリートも浮かぶんです」 ポールは水底のおよそ5mの深さに設置され、水面上も少しの余裕をもたせる。そして水に浮かぶコンクリートの基礎をそのポールにリングで固定するのだ。オルトゥイスはボウルを箸に沿ってゆっくりと上下させ、基礎が水面の変動に応じて高さを変える仕組みを実演した。シーパレスは基本的に豪華な屋形船のようなもので、平底船に載って水に浮かんでいるのだが、ウォータースタジオのコンクリート基礎は建物に対して、少なくとも床下の水が荒れていないときは、陸にある建築物と同程度の安定性を付与する。彼のつくる建物と、いま食事している水上レストランの違いを尋ねると、オルトゥイスは「比較にもならない」と言った。 オルトゥイスはレストランの窓から対岸にある商店街を眺め、「このエリアは、学生向けの水上アパートメントや手ごろな価格の住宅を建てるのに最適でしょう」とコメントした。 「自然に対して計画的に降伏すべきだ」...

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