では、初代Pixle Watchに比べてPixel Watch 2の精度が向上し、運動中に一目で確認できる項目も増えて使い勝手が着実に進化していることがわかりました。さらに、スマートウォッチを日常的に使う上で最も気になるポイントのひとつであるバッテリーの持ち具合と急速充電を比較してみました。以下は、前回のレビューでPixle Watch 2とPixle Watchを着用して出かけた直後の写真です。時間は14時21分で、両機種ともにバッテリー残量は100%の満充電状態でした。ここから画面は常時表示、盤面の明るさは3段階中2に設定するなどなど条件をそろえつつ、まったく同じ時間同じ使い方をしてバッテリーの減り具合を比較していきます。
続いて、これが1時間ほどウォーキングをして帰ってきた時の状態です。運動中は両方の機種でアクティビティを記録し、歩数や心拍などのデータを収集しました。ウォーキング終了時のPixle Watch 2のバッテリー残量は80%、Pixle Watchの残量は88%でした。 そして、これが同じ日の夕方に外した時の状態です。ウォーキングから戻った後はアクティビティの記録を終了し、その後は屋内でほとんど立ち歩かずに着用していました。Pixle Watch 2のバッテリー残量は43%、Pixle Watchは64%でした。としている「最大24時間」の使用時間まで持ちそうにありませんが、特に意外だったのはPixle Watch 2の方が消耗が激しかった点です。
バッテリーはPixle Watchが294mAh、Pixle Watch 2が306mAhでPixle Watch 2の方がわずかながら容量が増えています。一方、CPUはPixle WatchのデュアルコアからPixle Watch 2のクアッドコアへと倍増しているほか、搭載しているセンサーも8種類から12種類へと増えており、このハードウェア性能の向上が電力の消耗を早めた可能性が考えられます。実際、前回のレビューでは短時間の着用でも階段の上下を感知する精度がPixle Watch 2の方が高いことが確認できています。 また、Pixle Watchは2022年10月13日のリリースからアップデートが重ねられている一方で、Pixle Watch 2は発売直後であるため、OSなどの最適化がPixle Watchに比べて不足している可能性もあります。この点は、今後のソフトウェアの更新で改善されるのに期待したいところです。充電には、
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