の平均支持率は、トップからジョー・バイデン(29%)、エリザベス・ウォーレン(17%)、バーニー・サンダース(15%)、カマラ・ハリス(7%)、ピート・ブーティジェッジ(5%)、アンドリュー・ヤング(3%)、コリー・ブッカー(2%)、ベト・オルーク(2%)、フリアン・カストロ(1%)、トゥルシー・ギャッバード(どちらかというと、予備選が初期に行われるアイオワ、ニューハンプシャー、ネバダ、サウスカロライナ各州での様相のほうが重要なのだ。予備選の初期の州で勝利すれば、「勝てる候補」としてまたたく間に全米にムーブメントが広まる。このため現時点で注目するべきなのは、これらの州での有権者の反応である。驚くことに、早期にバイデン支持を表明した消防士の労働組合のメンバー以外には、バイデンを強く支援する人にはひとりも出会わなかった。多くの人は、「いい人だけれどね......
また、彼に好意を抱いているのはオバマ大統領のもとで副大統領を務めていたバイデンをよく覚えている世代であり、20代の若者にとってバイデンは「人種差別や女性差別の過去がある古い世代の人」という印象のようだ。 むしろ、多くの人は「好きな候補はたくさんいるが、まだ誰に票を投じるかは決めていない」と答えた。彼らが支持する複数の候補を挙げるときによく含まれているのがピート・ブーティジェッジだった。だが、彼を第一の選択に挙げる人は少なかった。また、3年前にあれほど情熱的だったバーニー・サンダース支持の若者たちはすっかり姿を消し、サンダースのTシャツを着て歩いているのは、ほとんどがヒッピー世代の高齢者だった。「2016年にサンダース支持だった」という若者にも数人出会ったが、それぞれが、現時点ではウォーレン、ヤング、カストロといった別の候補の支持に移っていた。