殺害された記者の婚約者、ジャスティン・ビーバーにサウジ公演の中止訴え

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サウジアラビア大使館で殺害されたジャーナリスト、ジャマル・カショギさんの婚約者だった女性が、歌手のジャスティン・ビーバーさんに対してサウジアラビアで予定しているコンサートを中止するよう訴えている。

カショギさんの婚約者だったハティス・チェンギスさんは20日の米紙ワシントン・ポストに公開書簡を寄せ、「お願いです。12月5日のサウジアラビア公演を中止してください」「あなたの名と才能が、反対派を殺害する政権の名誉回復のために利用されることはないという力強いメッセージを世界に発信するまたとない好機です」とビーバーさんに訴えた。チェンギスさんは公開書簡の中で、ビーバーさんの公演がムハンマド・ビン・サルマン皇太子(MBS)の招きで行われることを思い出してほしいと呼びかけている。「サウジアラビアでは彼の同意がなければ重大なことは何も起きません。今回のように重要で華々しいイベントはまずあり得ません」「あなたの顔は、今大会のウェブサイトに掲載されています。私の婚約者、ジャマルの暗殺者である彼と一緒に」

カショギさんは2018年、チェンギスさんとの結婚関係の書類を入手するためトルコのイスタンブールにあるサウジ領事館を訪れ、サウジ政府の工作員によって殺害された。米情報機関の報告書によると、この作戦はムハンマド皇太子が許可したとされる。一方、サウジ外務省は同報告書の内容を全面的に否定する声明を発表した。 F1サウジグランプリをめぐっては、人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチも英紙ガーディアンにコメントを寄せ、不都合な問題から目をそらすための「スポーツウォッシング」にF1が利用されている事実を無視してはならないと強調した。「MBSの手先になることを拒めば、あなたのメッセージは大きく、明白になる。自分は独裁者のための公演はしないと。自分は金よりも正義と自由を選ぶと」。チェンギスさんはビーバーさんにそう呼びかけている。

 

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最近のジャスティンはすごく大人だから真剣に考えるかも!

博愛の為に音楽だけが出来ることをしにいく、とも言えるし、専制国家による残酷な仕打ちに断固反対する行かない、とも言えるし、 むずかしい決断ですね。

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