歴代アメリカ大統領が使用してきたアメリカの「名作」巡航ミサイル・トマホーク

  • 📰 gigazine
  • ⏱ Reading Time:
  • 20 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 11%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

歴代アメリカ大統領が使用してきたアメリカの「名作」巡航ミサイル・トマホーク(2017)

それ以来、歴代アメリカ政府はトマホークの使用を続けており、アメリカのみならず世界でも最も成功した兵器の1つに挙げられています。クリントン政権時代に軍司令官の役職にあり、現在はテレビ局MSNBCの防衛アナリストを務めるバリー・マキャフリー氏は、シリア攻撃の際にコメントで「みんなトマホークが大好きだ」と語っています。また、トマホークは飛行距離1000マイル以上におよぶ射程を持ち、前述のように高度な誘導能力を備えることで正確な攻撃能力を持っています。これにより、従来は爆撃機などで行っていた攻撃が無人のミサイルで行われるようになり、攻撃の際に兵士の命を危険にさらすリスクを軽減するに至っています。しかし、そんなトマホークでも欠点がないわけではないとのこと。1発あたり約159万ドルというミサイルの費用が妥当と見るかどうかについては賛否が存在しているほか、移動する標的に対する追随能力はあまり高くないといわれています。また、上空に展開された航空機を併用した誘導爆撃に比べると精度が落ちるのも事実で、標的の種類によってはトマホークが不向きなケースも存在しているとのことです。

トマホークは1970年代にその基礎となる研究が開始され、70年台後半には巡航ミサイルの大まかな形が策定されてきました。その後、1980年に初めての量産型ミサイルの発射に成功し、数々の性能評価を経て1983年3月に「プロックI」が実戦配備されるに至りました。過去には、熱核弾頭を搭載可能な「TLAM-N」や、対艦ミサイルとして開発された「TASM」などのバリエーションが存在しましたが、2017年3月時点では地上の目標物を標的とする対地ミサイルとして「TLAM-E 」が展開されています。 いくつかの欠点はあるものの、トマホークには高い命中精度と無人攻撃による「安全性」が備わっています。最新の技術では無人航空機「ドローン」を使った攻撃も研究されていますが、まだ巡航ミサイルほどの規模とスピードで大きな爆弾を飛ばすことには至っていないとのことです。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

脱ドル加速と中国仲介後の中東和解外交雪崩現象(遠藤誉) Yahooニュース

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 80. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。