FTSE350種銀行株指数は1.82%高。4会合連続での利上げが見込まれる今週のイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会を控えて長期金利が上昇し、銀行株を押し上げた。鉱業株指数は1.48%下落。中国での新型コロナウイルス規制や、米国の積極的な利上げで世界経済が減速するとの懸念を背景に、銅やアルミニウム価格が値下がりしたことが重しとなった。中型株で構成するFTSE250種指数は0.91%下落した。
CMCのチーフ市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「株価は大きく乱高下することが予想される。相場の動きを見ると、上振れは難しいだろう」との見方を表明。「米連邦準備理事会(FRB)が明日、何をするかだけではなく、FRBのガイダンスやバランスシート縮小とその進行速度、そして明らかに5日の英中銀や6日発表の米雇用統計の結果に大きく左右されるだろう。長期的に見ると、株式市場は依然として下振れ傾向にある」と述べた。STOXX欧州600種指数は、米シティグループが出した1件の売り注文が引き金となった前日の「フラッシュクラッシュ(瞬間的暴落)」から回復した。フランスの銀行大手BNPパリバは5.2%上昇。純利益が予想を上回る19%増となり、中期利益率目標を改めて確認したことが材料視された。オーストラリア準備銀行(中央銀行)はこの日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを25ベーシスポイント(bp)引き上げて0.35%とした。利上げは10年11月以来初めて。大方の予想より大幅な引き上げとなった。米連邦準備理事会(FRB)は3─4日の連邦公開市場委員会(FOMC)で50bpの利上げ、イングランド銀行
独伊10年債利回り格差は192bpと、20年6月以来の水準に拡大。ピクテット・アセット・マネジメントのシニア投資マネジャー、ファビオ・カスタルディ氏は、現時点では格差拡大は「秩序立っている」としながらも、「200bpへの拡大が視野に入っている」と述べた。物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で期待インフレを示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、ドイツの10年物が2.68%と、10年8月の高水準(2.77%)に迫っている。
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