【ワシントン=坂口幸裕】バイデン米大統領が次期駐日大使に指名した元大統領首席補佐官のラーム・エマニュエル氏（61）は20日、上院外交委員会の公聴会で所信を表明する。公聴会に先立ち書面で「私たちの同盟は共通の利益と価値観を促進する。最優先事項は共通の課題に立ち向かい、この関係を深めていくことだ」と強調した。
中国については「分断による支配を目指している」と指摘。「この地域における米国の外交政策の重要な岐路に立っている。これから3年間でどう日本とのパートナーシップを築いていくかが今後30年間の米国を決定づける」と記し「米国の戦略は団結による安全保障だ。この地域の結束は日米同盟の上に築かれている」と訴えた。 エマニュエル氏はクリントン政権の政策顧問、連邦議会下院議員を経て、オバマ氏が大統領に就任した2009年に政権運営の司令塔となる首席補佐官に起用された。当時バイデン氏は副大統領だった。11～19年にシカゴ市長を2期にわたり務めた。バイデン氏を含む歴代の民主党政権中枢との緊密な関係が強みになる。
アメリカに屈せず主張せよ日本人。
この方アド切れですか？🙄
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