横浜FM、シドニーFCに競り勝つ DF角田涼太朗が「ほぼぶっつけ本番」左SBで値千金のプロ初得点

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横浜FM、シドニーFCに競り勝つ DF角田涼太朗が「ほぼぶっつけ本番」左SBで値千金のプロ初得点 サッカー soccer football

重苦しい空気を振り払ったのは、22歳の角田だった。後半36分、MF水沼宏太が蹴った左CKのこぼれ球に利き足とは逆の右足でとっさに反応。「昔からこのような点は多かったので逃さずに狙っていた。前節も敗れてしまったし、どうしても勝ちがほしかった。チームのために得点を取れたことが一番うれしい」と値千金のプロ初ゴール。喜びを爆発させ、胸のエンブレムを握りながら仲間の元へ飛び込んだ。その10分前、ゴール前に走り込んだ決定機はシュートが枠を捉えられなかっただけに「取り返そうという気持ちだった」と2度目のチャンスで難しい体勢ながらもキッチリと仕留めた。

この日は本職のセンターバックでない左サイドバックで起用された。「ほぼぶっつけ本番」と公式戦では(特別指定選手として)プロデビューした20年10月の大分戦以来となるプレーだったが、ロングボールへのリスク管理も含めて安定した守備を見せ、持ち味の攻撃力も発揮。鋭いパス、ゴール前への顔出しと積極的な姿勢で流れを引き寄せた。「誰がどこで出てもチームのやり方は変わらない。全員がそれをやっている結果、自分がパッと左SBでもスムーズにプレーできた。チームとしての戦い方が統一されているのが一番」と話したが、クレバーな角田が持つ戦術理解度の高さも十分に示した。 今季出場機会を増やし、飛躍的に存在価値を高めている。冷静さ、内に広がる熱さを兼ねそろえる筑波大卒のDFは加入2シーズン目にあたって「圧倒的な存在になりたい」「自分にしかない色を出して信頼をつかんでいきたい」と話した通り、実戦を重ねて屈強なFWと対戦するごとに経験値もアップ。ミスも力に変え、攻撃サッカーを支える存在へと着実に成長してきた。初のACL舞台でも、伸び伸びと挑戦する姿は頼もしい。マスカット監督の求める「どれだけテンポを上げられるか」という交代選手としての役割も果たし、指揮官は「素晴らしいプレー。チームのために決勝点も決めてくれた」とたたえた。

チームとしては1、2試合目に続いて細かなミスが相次いだ。ただ、何よりほしい勝ち点3を泥臭くもぎ取った。指揮官も「試合ごとに良くなってはいる」と悲観的になることなく、前だけを向いていた。中2日で再びシドニーFCとの戦いが待ち受ける。ここまで3試合で奪った3得点はすべてセットプレーから。大きな武器となっていることはプラスに、リフレッシュと改善を図り、勢いそのまま流れからのゴールも奪える次戦にしたい。

 

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