横浜流星（24）が7日、ファッション誌「ELLE（エル）」（ハースト婦人画報社）主催の「エル シネマアワード」で、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」を受賞した。
横浜は、吉高由里子（32）とともに主演した「きみの瞳が問いかけている」（三木孝浩監督）で、キックボクサーを演じた。極真会館が11年11月に主催した「第7回国際青少年空手道選手権大会」13・14歳男子55キロの部で優勝した経験を元に、同じ立ち技格闘技ながら全く違うキックボクシングのトレーニングを1カ月かけて実行。迫真の演技を披露したことが評価された。 横浜は「すてきな賞をいただけて、光栄に思っています。いろいろなことがあった1年でしたが、人の優しさに救われた年でもありました」と受賞を喜びつつ、この1年を振り返った。その上で「『きみの瞳が問いかけている』では、作品が良くなるように、見てくださる方々の心を動かせるように、という思いで、全力で役として生きていました。自分の中でとても手応えを感じた作品だったので、少しでも皆さんの心の中に届いているのかと思うとうれしいですし、僕自身も人として学ぶことが多かったので、これからもずっと心に残るような大切な作品となりました」と作品への思いを語った。
「エル シネマアワード」は、15年から文化人や映画ジャーナリスト、ファッション関係者ら約60名を迎え、独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶ「エル シネマ大賞」を選出し発表してきた。そのことを受けて、17年から日本の映画界で輝く女優と監督に贈る「エル ベストアクトレス賞」、「エル ベストディレクター賞」、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」、今後の活躍に期待される新世代に贈る「エル・ガール賞（※今年はエル・ガール ニューディレクター賞）」の4部門を設けている。
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