森重は北海道・別海町出身で、最終組で滑った新浜立也(高崎健康福祉大職)と同じ少年団で育った。昨季までは目立った存在ではなかったが、昨年10月の全日本距離別選手権で加藤条治の大会記録に並ぶ34秒64をマーク。新浜、村上磨(高堂建設)の二枚看板を抑え、衝撃的な優勝を飾った。初参戦したW杯でも第3戦で日本人2人目の33秒台をたたき出し、初優勝を飾った。
8人きょうだいの末っ子で、今大会の男子代表7人でも最年少だ。初めての五輪でも「あまり緊張してない」と淡々と語り、お家芸復活への期待を向けられても「日本はみんなが強い。3人全員がメダルを取れるレベルだと思うので、プレッシャーを分け合っていけたら」と宿舎でも同部屋で先輩の村上、新浜と力を合わせて臨んだ。男子短距離の“超新星”が五輪の舞台でメダルを決めた。(もりしげ・わたる)2000年7月17日、北海道・別海町生まれ。21歳。小学2年でスケートを始め、山形中央高2年時の全国高校選抜で500メートル、1000メートルの2冠。19年に専大に進学し、1年時に500メートルでジュニアW杯優勝。世界ジュニア選手権、世界大学選手権3位。21年にW杯通算初勝利。昨季までの自己ベストは34秒82。175センチ、72キロ。趣味は漫画と球技。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »