株式会社島津製作所の培地分析技術と当社AI技術による細胞培養条件最適化ソリューションの共同開発に合意

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エピストラのプレスリリース(2022年2月21日 10時00分)株式会社島津製作所の培地分析技術と当社AI技術による細胞培養条件最適化ソリューションの共同開発に合意

島津製作所が販売するLC/MS/MSメソッドパッケージ 細胞培養プロファイリング Ver.2によって計測する培養中の培地上清の成分を利用して、エピストラの実験計画支援AI(Epistra Accelerate)が培養状態の推定と、その推定に基づく実験計画を作成することで、細胞培養の条件検討を効率化することを目指します。

細胞培養は、抗体をはじめとしたバイオ医薬品の生産、再生医療での治療用細胞や有用物質の工業的発酵生産など広く産業で応用されている基盤技術です。バイオ医薬品は近年、免疫チェックポイント阻害による抗がん剤や新型コロナウイルス感染症治療薬などで大きな治療効果を発揮していますが、低分子医薬品と比較して製造プロセスにかかるコストが大きく、患者一人あたりに掛かる治療費が高騰する要因となり保健医療財政への圧迫が大きな課題となっています。細胞培養の効率を向上させることで生産性が改善すれば製造コスト削減に繋がることから、より安価なバイオ医薬品を国民へ供給することが可能となります。 細胞内で特定の物質が生産されるプロセスでは細胞内部で特定の遺伝子ネットワーク(シグナル伝達系や代謝系)が活性化し、その副産物や形態変化が、最終的な結果を待たずに、手がかりとして現れます。培地上清の成分パターンからその特徴を抽出することで、一回の条件検討にかかる時間を短縮することが可能となり、生産性向上のための条件検討を大幅に効率化できる可能性があります。当社は島津製作所と両社の技術を組み合わせた培地最適化ソリューションの共同開発を目指して、次世代バイオ医薬品製造技術研究組合(理事長:仲尾 功一⦅タカラバイオ株式会社...

グルコースやアミノ酸など、高濃度で含まれる成分とビタミンなどの微量成分を含む培地用に分析メソッドが最適化されていますので、幅広い成分の一斉分析が可能となっています。また、LC/MS/MS 分析において必要となる分離条件の検討や各化合物に対するMSパラメータの最適化など、煩雑な作業をすることなく分析をはじめることが可能なReady to Use Methodとなっています。

 

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