巨人、大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏の遠縁にあたる西序ノ口12枚目の松井（18＝時津風）が、初黒星を喫した。3連勝で勝ち越しをかけて臨んだが、吉野に寄り切られた。「突き放しにいこうと思っていたが、努力が足りなかったと思ってます。前に出られなかったので、次は前に出ていきたい」と悔しさをにじませた。4歳から始めた柔道で高校（鶴来高）まで一直線だったが、「テレビを見ていてあこがれて」角界入りを決めた。今場所が初めて番付に載った。160キロ台の恵まれた体で順調に星を重ねてきたが、初めて悔しさを味わった。この苦さも今後への糧となる。.
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