松下がナビゲーターを務めるのは4回目。今回のテーマは、気候変動による生態系の変化。カリフォルニアでのホオジロザメの北上、ウニの大量発生、森林火災と動物の被害と保護を描いた英BBCのドキュメンタリー。独自取材では、静岡県伊豆の国市でカワウが大量繁殖し、名産品であるアユの漁獲量が激減している現状などを紹介。地球の今と未来を、望月理恵の進行で気象予報士の依田司、気候科学者の江守正多とともに考えていく。
松下が一番驚いたというのが、三重県四日市で外来種のミナミアオカメムシが生息域を拡大し、コメ、大豆、ゴマが食害にあっているというレポート。原因は冬の最低気温が上昇し、カメムシの越冬が可能となったこと。その対策には殺虫しかない。しかも、三重県に限ったことではなく、全国的に繁殖。「カメムシ注意報」も発令されているのだ。 ゲストコーナーでは、国際自然保護連合(通称IUCN) 日本委員会事務局長の道家(どうけ)哲平さんが登場。大量発生する生き物がいる一方、絶滅危惧種(レッドリスト)入りする生き物が増えていることを紹介。2016年には約2万4000種だった絶滅危惧種は、2022年には約4万2000種と倍増し、「生物多様性」が失われているというのだ。道家さんからは「トナカイ、コアラ、キリン、アワビ、マツタケのうち、2015年以降にレッドリストに入った生物は?」とのクイズも。答えた松下もビックリだった。
最後には、江守がカーボンフットプリント計測WEBアプリ「じぶんごとプラネット」(国立環境研究所 一般社団法人コード・フォー・ジャパン共同開発)を紹介。住環境データ、電気使用量などを入力すると、個人のカーボンフットプリント量(二酸化炭素排出量)が算出されるというもので、日本人1人あたりの年間排出量の平均は、7トンCO2e。産業革命後の気温上昇を1.5℃~2℃以内のおさえるという目標に対しては、2030年までに平均3トンCO2eに減らす必要があると言われている。松下ら出演者も挑戦したが、結果は? 松下は「無関心が一番危険。この気持ちは明日以降も忘れないことが大切。100%環境にいいものしか売っていない世の中になればいいのですが、それは難しいですね。いろいろな意見はありますが、番組が何かのきっかけになれば、うれしいです」と結んだ。
BS朝日では9月18日(月)から「地球のあしたを考えようWEEK」を開催。10のレギュラー番組で地球温暖化にまつわる情報をとりあげ、最終日となる24日(日)に「地球クライシス」を放送。また、同期間より「地球クライシス」内でとりあげたカーボンフットプリント計測アプリ「じぶんごとプラネット」と連携した「踏み出そう!地球のための一歩」キャンペーンも展開。
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