1983(昭和58)年の1月22日は、東急田園都市線(当時の新玉川線区間を含む)で「急行」列車の運転が始まった日です。当時は長津田~渋谷間で朝ラッシュ時のみ運転されていました。
元々同線には、今はなき「快速」列車が走っていました。こちらも長津田~渋谷間の運転で、停車駅はあざみ野駅(横浜市青葉区)を通過する以外、現行の「準急」と同じ。つまり二子玉川園(現・二子玉川)~渋谷間の地下区間、当時の新玉川線では各駅に停車していたのです。同区間の速達化を図るべく、「急行」が登場しました。停車駅は長津田、青葉台、たまプラーザ、鷺沼、溝の口、二子玉川園、三軒茶屋、渋谷。東急電鉄の中央林間駅(神奈川県大和市)は未開業です。その後、夕ラッシュ時にも増発されたり途中駅始発が設定されたりしていきます。 1996(平成8)年4月、「快速」が廃止。「急行」は終点の中央林間駅まで運転されるようになります。2000(平成12)年、夏休み期間の土休日に南町田駅(現・南町田グランベリーパーク、東京都町田市)に臨時停車するようになると、以降はゴールデンウィークなどにも停車。2006(平成18)3月からは通年の土休日にも停車するようになり、ついに2019年10月、複合商業施設「グランベリーパーク」が開業し駅名改称すると、平日も急行停車駅となりました。なおこの間の2002(平成14)年3月には、横浜市営地下鉄との乗り換え客が増加したことから、あざみ野駅にも停車するようになっています。
ただ沿線人口の増加に伴い、特に朝ラッシュ時「急行」で激しい混雑が常態化するようになると、2007(平成19)年4月からは混雑を平準化するべく「準急」を新設し、「急行」に代わって平日朝ラッシュ時の上り限定で運転を開始しました。
今の準急が当時の快速の停車駅とほぼ同じですね。旧新玉川線内の利用客が多いために二子玉川を境に停車駅を変えていますが、今の準急に乗ると二子玉川までに結構な乗客が下りてだいぶ空きますね。
10両編成の運転開始と同時に登場しましたね。桜新町の通過線も使用開始となりました。
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