決意表明で阿部選手は、”圧倒的に勝つ”とみずから書いた色紙を手にしながら「東京オリンピックでは圧倒的に勝つ、自分自身の前に出る豪快な柔道をして金メダルを目指して頑張ります」と力強く宣言しました。観客を入れて開催されることについては「僕たち選手は、応援があるのは心強いし力に絶対になる」と歓迎している様子でした。
そして、妹で女子52キロ級の阿部詩選手とともに臨むことについて「妹がしっかりと力を出し切り、自分も力を出し切れば、きょうだいで金メダルは取れると思う」と改めて、きょうだいでの金メダルを目標に挙げていました。そして「東京オリンピックではリオのリベンジ、あの悔しい思いはしたくないので金メダルを取りたいと思います」と力強く話しました。オリンピック初出場で女子48キロ級の渡名喜風南選手は、壮行会の決意表明で色紙に”挑戦”と記入し「オリンピックの試合に向けて、挑戦ということばを常に頭に入れて戦いに行きたいと思います」と話しました。 会見で渡名喜選手は、柔道競技の初日に試合があることから「日本の先陣を切るという意味では、私がいいスタートを切りたいが、私の試合なので、マイペースに自分のやるべきことをやっていきたい。自分はオリンピック優勝を目標にしてきたので、そこに向けてケガがないようにしたい」と話していました。オリンピック初出場で女子78キロを超えるクラスの素根輝選手は壮行会で、”東京五輪金メダル”と、みずから書いた色紙を手に「必ず金メダルを取れるように全力で頑張りたい」と決意を示しました。
このあとの会見で「いよいよ近づいてきたという気持ちがある。自分より大きくて強い選手がたくさんいるので、どの選手にも対応できるようにしっかり準備したい。どんな相手に対しても前に出る柔道、攻め抜く柔道をして金メダルを取りたい」と話していました。
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