暴風雪が見込まれるとして、JR北海道は1日から2日にかけ、札幌圏を中心に大幅な終電の繰り上げと始発の繰り下げを行った。結局、想定したほどの荒天にはならなかったが、JRは「天候の予測は難しく、安全側に立った対策をとった」と理解を求める。慎重な判断の背景には、1月下旬の暴風雪で間引き運転で対応しようとした結果、列車3本が5時間にわたって駅間で立ち往生し、批判を浴びた苦い経験もあった。振り回される乗客からは、代替交通手段や各駅の運行状況について周知の改善を求める声が上がっている。
2日も始発から多くの列車が運休したJR札幌駅。大学の実習で北見に行く予定だった札幌市豊平区の大学生大場愛莉さん(20)は、乗車予定の特急が運休し、予約を取り直した。「札幌は朝になって晴れたので、運転再開を期待したがダメだった。列車は止まるものと思って行動するしかない」と諦め顔だった。 JRによると、暴風雪の予報を受け、1月31日午後5時に社内で対策会議を開催。気象の72時間予報などから、札幌圏を中心に暴風雪となり、駅間で立ち往生が発生する恐れが強いと判断し、2月1日の最終列車繰り上げを決めた。2日の始発繰り下げは、天候状況を見極め、1日午前11時の会議で決めたという。 札幌管区気象台によると、札幌市の2日正午までの24時間降雪量は18センチ。結果として、石狩管内で警報の発表は無かったが、JRは「線路上には局地的に40センチの吹きだまりができていた」と説明。1月25日の暴風雪では、間引き運転を続けた結果、江別駅周辺で300人が乗った列車計3本が立ち往生しており、JRは「吹きだまりで運転できなくなる事態が想定された」とした。
JRのある幹部は「大規模な輸送障害を起こした昨冬の反省も踏まえた」とも説明する。札幌圏では各列車がその日の運行終了後に札幌運転所(札幌市手稲区)車両基地に戻り、検査を受けることになっている。昨冬の札幌圏の大雪では駅で列車が動けなくなり、線路の除雪後も検査を受けるため車両基地に戻り、運行再開が遅れた。今回も手稲周辺で大雪が予想されていたといい、「同様の事態を避けるため、1日は終電を繰り上げて車両基地に列車を戻し、2日の除雪後の早期再開に備えた」と話す。スキー旅行で道内を訪れていた滋賀県草津市の無職石井公二さん(68)は2日朝、快速エアポートの運休を知り、高速バスへの乗り換えを検討。ただ、札幌駅に来てもバスの運行状況が分からずJRの再開を待つことに。「空港までどんな交通手段が使えるのか、駅の表示板などで分かるようにしてほしい」と訴えた。...
今年のJRは良く対策をして、早めに周知し、最悪の事態にならないよう、被害を最小限に食い止めていると思う。文句を言う奴はいつまでも言う。そんなに困るなら事前に調べておけよ。それが嫌なら北海道から出て行けというレベル。道新もその部類。
「空港までどんな交通手段が使えるのか、駅の表示板などで分かるようにしてほしい」 本当に…数年前から言われてることなのに放置されてるのよ… 空港連絡バスの車庫が集中しインターチェンジが近い清田区あたりにTCATやYCATに相当する情報が集積しているシティーエアターミナルはあった方が…
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