6日の東京株式市場で日経平均株価は反落か。前日の米株式市場で主要株価指数がそろって下落した流れを受け、東京市場でも売りが優勢となりそうだ。米長期金利の上昇が成長（グロース）株を中心に売りを誘う見通しだ。日経平均は2万7300円程度まで下落する可能性がある。
5日の米株式市場ではダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比280ドル安の3万4641ドルで終えた。米連邦準備理事会（FRB）の金融引き締め観測が強まり、米長期金利が3年ぶりの高水準まで上昇。割高感が意識されやすい高PER（株価収益率）のハイテク株に売りが出た。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反落した。一方、日米金利差の拡大を背景に外国為替市場では1ドル=123円台と前日夕に比べて円安・ドル高が進んだ。輸出関連株には採算改善を期待した買いも入るだろう。
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