そうした中で、世界の投資家はどう動いているのか。アメリカ大手投資会社カーライルのインフラストラクチャーグループで会長を務めるマッキー・トール氏と、同グループで最高投資責任者(CIO)を務めるプージャ・ゴヤル氏に、脱炭素化に向けた投資動向や戦略についてインタビューした。われわれは世界有数の投資会社として、2023年3月末現在、3810億ドルの運用資産を擁している。重要な投資分野としては、プライベート・エクイティ、プライベート・クレジット、不動産、インフラストラクチャーおよびセカンダリーなどがある。
このうち私が責任者を務めるインフラグループは、2022年にインフラおよびエネルギーに関するプラットフォーム(投資組織)を統合したもので、2023年3月末現在、運用資産額は約150億ドルにのぼる。そのうち、再生可能エネルギー資産への投資決定額は全世界で20億ドル以上を占め、35件以上の投資先がある。これまで約20年にわたって再エネ分野に投資を継続してきた。2022年には、エネルギートランジションのための専門のプラットフォームを設けた。投資分野としては、太陽光や風力発電のほか、蓄電池やマイクログリッド、電気自動車(EV)やEV充電、再エネから製造される脱炭素燃料であるグリーンアンモニアなどが含まれる。ニューヨーク州およびニュージャージー州にまたがるJ.F.
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