日本で21日に投票が行われた参議院(定数245議席)の選挙で、与党の自民・公明両党は改選124議席の過半数にあたる63議席を上回るのが確実な情勢だと、日本の複数メディアが伝えている。最大野党・立憲民主党も大きく議席を伸ばした。一方で、改憲勢力は憲法改正の発議に必要な3分の2を割り込むことが確実な情勢となった。
午後8時に投票が締め切られた。NHKなど各社の速報によると、午後9時過ぎの時点で自民、公明の与党は改選53議席を確保。非改選の70議席と合わせて少なくとも123議席に達し、参院総定数の過半数を維持することが確実になった。 一方で、自民・公明両党と無所属、日本維新の会を合わせた憲法改正に前向きな勢力が、非改選と合わせて改憲発議に必要な参議院全体の3分の2(164)以上の議席を維持できるかが注目されたものの、22日午前零時半の時点で、改選議席の数が必要な85議席に届かない結果となった。 比例区では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で、れいわ新選組の特定枠1位となっていた舩後(ふなご)靖彦氏(61)、同2位で脳性まひを患う木村英子氏(54)が当選することになった。大型の車いすを使う両氏は、議員活動にあたり付添人の介助が必要。国会の受け入れ態勢づくりが急務となる。
自民党には一条たりとも憲法変えさせない。
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ソース: bbcnewsjapan - 🏆 1. / 68 続きを読む »