日本ならではの循環型社会の実現とは サステナビリティ対話シリーズVol.3 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

  • 📰 forbesjapan
  • ⏱ Reading Time:
  • 46 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 22%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

アセットマネジメントによる「サステナビリティ対話シリーズ 」。今回は、株式会社fog代表取締役の大山貴子をゲストに迎えた。[Promotion]

:日本の伝統的なものづくりに、そのヒントがあります。日本で昔から受け継がれてきたものづくりを見直してみると、そのほとんどが木や土といった天然素材から作られ、いずれ自然に帰る環境保全型のシステムで成り立っています。

「サーキュラーエコノミー」という用語がここ数年で急速に注目され、その発信源は海外にあると思われがちですが、実は私たち日本人がもともと持っていた生活文化から学べることはたくさんあるんですよね。自然と深くつながる日本のものづくりを深く見直し、アップデートする視点に日本独自の循環型社会のあり方があるのではないでしょうか。とはいえ、「前近代の世の中に戻す」というのは現実的ではありません。現代の生活様式や経済の仕組みにあった新しい形を模索する必要があると思います。:まさにそのバランスが重要であり、難しい点だなと日々思索しているところです。実は今、持続的な社会実現のための重要度、経済的なインパクトという意味での重要度という2つの軸で課題を整理した「マテリアリティ・マップ」を独自に制作しているんです。すると、両軸の視点で重要なテーマが気候変動や生物多様性といったテーマであることが見えてくるんですね。

しかしながら、いざ課題解消に向けた実行を進めようとすると、今度はトレードオフの問題が出てきてしまう。例えば、「温暖化を抑制するために太陽光発電事業を推進したら、開発する場所の生物多様性が損なわれるのではないか」という問題です。これをどう調整していくかというステージにまで、日本も早く追い付かないといけませんね。:つい「AかBか」という二元論的に考えてしまいがちですが、少しずつ変えていく意識でやっていくしかないのだと思います。大きなビジョンを描きながら、足元でできることを一つずつ進めていくロードマップを作るという意識で。:課題があまりにも大き過ぎて難しいからと諦めてしまうのか、ちょっとずつでも歩みを進めていくのか。どちらを選ぶかによって、きっと10年後の世界は随分違ってくるのでしょうね。しかしながら、正直、知れば知るほどに途方に暮れるときはありませんか。大山さんはどうモチベーションを保っているのか知りたいです。:私もよく途方に暮れそうになりますよ(笑)。そんなときは、「身近な生活の中で循環型社会を実践して、小さな喜びを得る」というアクションを心がけます。今年の春から移り住んだ東長崎という町

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 120. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

「社会課題の解決にもビジネスの優位性を」──PwCコンサルティングの部門横断型チームが構築する新たなビジネスモデルとは | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)日本最大級の総合コンサルティングファームのひとつであるPwCコンサルティング合同会社。同社の有志が立ち上げた、ソーシャル・インパクト・イニシアチブ(以下、SII)という部門横断型組織がいま、その存在感を強めている。これまで第三者的視点でクラ
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »

史上最高の収益を上げる「ラスベガスの王様」が変わるとき | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)ラスベガスが大きく変わろうとしている。アメリカのエンターテインメントの中心地と自他共に認めるラスベガスは、新型コロナ対策が緩和されるに従って大きく集客を伸ばし、多くのカジノホテルは史上最高の収益を上げるに至っている。「カジノの街」から「リゾ
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »

NTTドコモが6G時代を見据え開発を進める「人間拡張基盤™」が世界を変えていく | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)日本でも5Gの普及が進むなか、NTTドコモはすでに次世代となる「6G」の研究開発に着手している。 6Gはわたしたちに何をもたらすのか── 同社執行役員6G-IOWN推進部部長の中村武宏にその概要と狙いについて話を聞いた。 [Promotion]
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »

コロナ禍に続くウクライナ危機で、不安を抱いている人へ | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)私たちは、新型コロナウイルス感染症と戦ってきた。デルタ株が現れ、続いてオミクロン株に立ち向かってきた。状況が変わるたびに、暮らしは改善しそうに思われたが、なかなかそうはならなかった。ストレスと不安、恐怖に満ちた、長い2年間だった。そして、ほ
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »

プロ投資家の6割が「スタグフ」警戒、70年代の危機が再来か | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)バンク・オブ・アメリカの最新の調査で、プロの投資家の大半が今年の株式市場が弱気相場に入り、米国経済が景気後退の中でインフレが進むことを意味する「スタグフレーション」に直面すると予測していることが分かった。バンク・オブ・アメリカは毎月、合計1
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »

滞在型観光が日本の農村を変えていく── 大田原ツーリズムが町に灯した新たな価値 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)近頃、観光業界で耳にすることが多くなったDMOをご存知だろうか。これは“Destination Management Marketing Organization”の略で、各地の観光資源に精通した観光地域づくりの舵取
ソース: forbesjapan - 🏆 120. / 51 続きを読む »