日中の眠気が短寿命と関係している可能性

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睡眠不足はさまざまな健康問題を引き起こす上に、「人生の喜び」を損なうという研究結果まで存在します。新たな研究では、細胞の寿命に影響を与えるといわれるテロメアの長さが睡眠時間に関係しているという結果が示されました。

に関連する遺伝子マーカーの研究をしているジョシュア・ボック氏は、被験者210人から採取した血液サンプルと問診結果から、日中の眠気・SAS・テロメアの長さの関係を調べるという実験を行いました。

ボック氏は問診結果から被験者を「日中の眠気あり・SASあり」「日中の眠気あり・SASなし」「日中の眠気なし・SASあり」「日中の眠気なし・SASなし」の4グループに分類し、血液サンプルから各グループのテロメアの長さを比較。その結果、睡眠時無呼吸症候群の人を完全に除外して「日中の眠気あり・SASなし」「日中の眠気なし・SASなし」のグループのみで比較した場合、日中の眠気があるグループはテロメアが短いという結果が得られました。以下のグラフでは、EDSとnEDSを比較した場合、EDS側のLeukocyte Telomere Lengthが有意に短いことが示されています。 ボック氏は今回の研究について、眠気は主観的なものである上に、アンケートで「日中の眠気を経験したことがある」「ない」という選択肢しか与えられなかったという点や、テロメアの長さが実生活にどのような影響を与えうるのかについては未知数という点で限界があると認めた上で、「睡眠はぜいたくなものではなく、誰にでも取ることができます。毎日行うべきこととしては、健康的な食事と運動の2つが良く挙げられますが、健康的な睡眠も挙げられるべきです」とコメント。今後は炎症を生み出す腸内細菌叢とテロメアの長さを研究する予定だと語っています。

 

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