ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)は、 フランス GPの決勝レースを転倒リタイアで終えた。アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)をかわし、6番手走行中の17周目のことだった。母国グランプリでの転倒リタイア。そして、初日も土曜日のスプリントも、前向きな状況とは言えなかった。果たして……、囲み取材に現れたクアルタラロはこう言った。これまでポジションを争ってきた、例えばアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)のようなライダーと戦うことができた今年最初のレースだと、クアルタラロは感じていた。前を走るライダーの転倒なしに、自力でポジションを上げた6番手だった。そのことが、クアルタラロを満足させていた。「(その変更によって)チームはすごく大きな違いを期待していたんだ。でも僕は、いい方向で小さな違いを感じていた。コーナー進入時のグリップがほんのわずかによくなった」
「僕としては、これが新しいベースになりそうだ。(フランスGP後に行う)ムジェロでの2日間の(プライベート)テストでは、全くキャラクターの異なるサーキットで比較をするチャンスになるだろう。でも、今日は本当に本当に、いい走りができたと思う。これを維持できればと思っているよ」予選Q2のとき、クアルタラロの走りを見ようとコースサイドに赴いた。初日の囲み取材で、クアルタラロが「予選では全てを懸ける」と語っていたからだ。そしてその走りは、言葉通りのものだった。ハードブレーキングをしながら左へ曲がる9コーナーでは、バイクが暴れながら旋回していく。今季自己ベストグリッドの8番手は、クアルタラロ渾身のアタックの結果だったはずだ。そして、決勝レースも。
「1周目から限界で走っていた。(17周目まで)転倒しなかったことが不思議なくらいだ。ホームグランプリで、全ての力を懸けて走りたかったんだ。たった1パーセントのマージンだって残しておきたくなかった。もっともっと、っていきすぎたんだと思うけど、全力を尽くしたから転倒したんだって言えるよ」 転倒に終わった決勝レース後、そう言っていたのも理解できる。今週末、母国グランプリでクアルタラロが貫いた限界を超えそうなくらいの全力と前向きな姿勢もまた、展開としての好レースを生んだ一つの要因だったのかもしれない。 一方、厳しい見方をすれば、クアルタラロがそれほどの力を尽くしても、6番手を走るのが精一杯、というのがヤマハの現状であるということだ。クアルタラロも「改善すべきアイデアははっきりしているが、時間がかかりそうだ」と、現実的な見解を述べている。今季自己ベストグリッドの8番手からスタート
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