日本新記録を狙った新谷は、序盤から快調にペースを刻んだ。5キロを16分31秒、10キロは323分55秒、15キロは49分29秒。18年前の野口さんのラップタイムと近いペースで進んだ。ハーフは1時間9分47秒で、野口さんの記録からは28秒遅れた。30キロ通過は1時間40分13秒、35キロは1時間57分47秒と、後半にペースを上げられなかった。
21年東京五輪で1万メートルに出場し、21位。コロナ下で賛否ある中で開催された自国五輪は「日本代表になることが全てではない。アスリートに求められることは結果を出すことですが、それは、五輪に出なくてもできる」と感じる転機になった。24年パリ五輪出場権争いのMGC(10月15日)には出場せず、ベルリンでの日本記録樹立に集中。今年1月のヒューストン・マラソンでは、日本歴代2位の2時間19分24秒をマークして日本女子4人目の2時間20分切りを果たしたが、念願の日本新はお預けとなった。 ◆ベルリン・マラソン ベルリン中心街で開催。起伏が少なく、好記録が期待されることで知られる。18年間破られていない野口の日本記録(2時間19分12秒=05年)、日本歴代3位の2時間19分41秒(04年=渋井陽子)、同4位の2時間19分46秒(01年=◆新谷 仁美(にいや・ひとみ)1988年2月26日、岡山・総社市生まれ。35歳。総社東中で陸上を始め、興譲館高から豊田自動織機に進み、佐倉アスリートクラブなどに所属。2007年東京マラソンで優勝。12年ロンドン五輪1万メートル9位、13年モスクワ世界陸上同5位。14年に引退も18年6月現役復帰。21年東京五輪は1万メートルで21位。今年1月のヒューストン・マラソンで日本歴代2位の2時間19分24秒をマーク。1万メートル、ハーフマラソン日本記録保持者。
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