昇進の転機となったのは、意識の変化。「前までは下を見て(幕下へ)落ちたらどうしようって考えていたけど、ここ2場所は上がりたい気持ちが強かった」。新入幕をうかがえる十両5枚目以内に8場所連続でとどまっていたところから、殻を破った。
大関・豊昇龍(24=立浪部屋)とは柏日体高(現・日体大柏)の同級生。「今まで対戦がないので当たりたい。(豊昇龍から)“対戦楽しみにしてます”と言われました」。15年春にモンゴルから同じ飛行機で来日した盟友と、幕内の土俵での再会を心待ちにした。 新入幕場所へ向け「10番勝ちたい。1回しかないので獲ってみたい」と三賞にも意欲。初場所で大の里、春場所で尊富士がそれぞれ新入幕ながら大活躍していることから「自分にもチャンスあるのかなと思って頑張りたい。できれば(優勝争いも)したい」と大きな目標を掲げた。 元大関・琴欧洲の鳴戸親方が部屋を創設してから7年で初の幕内力士誕生。会見に同席した師匠は「素直にうれしい」と喜びを表し「下を見るのではなく、上を見て頑張ってほしい。普通にいけば三役にも上がれる」と愛弟子に大きな期待を込めた。
◇欧勝馬 出気(おうしょうま・でぎ)本名=プレブスレン・デルゲルバヤル。1997年(平9)4月9日生まれ、モンゴル・トゥブ県出身の27歳。15年春、ビャンバスレン(現大関・豊昇龍)とジャミン(現幕下・朝白龍)と同じ飛行機で来日し、千葉・柏日体高(現・日体大柏)にレスリング留学。16年の全国高校総体レスリング120キロ級優勝。日体大で相撲を始め、1年時に全国学生選手権3位。2年時に全国大学選抜十和田大会優勝、全国学生体重別大会無差別級優勝。3年時に全国大学選抜宇佐大会優勝、全日本大学選抜金沢大会優勝。4年時に全国学生選手権優勝。鳴戸部屋に入門し、21年九州場所で幕下15枚目格付け出しデビュー。22年夏場所で幕下優勝。翌名古屋場所で新十両昇進。同年九州場所で十両優勝。1メートル90、158キロ。
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