現地9月5日、スペインサッカー連盟(RFEF)は同国女子サッカー代表のホルヘ・ビルダ監督を解任したと発表。悲願の女子ワールドカップ初制覇からおよそ2週間、世界一に導いた指揮官がクビを切られるという異例の事態となった。もちろん、目下スペインサッカー界で物議を醸している“キス騒動”とも無関係ではないだろう。オーストラリアとニュージーランド共催の女子ワールドカップの決勝後、セレモニーでRFEFのルイス・ルビアレス会長が代表チームのFWであるジェニファー・エルモソの頭を両手で押さえつけ、唇にキスをした一件だ。
英公共放送『BBC』によると、現在暫定会長を務めているペドロ・ロシャ氏がさっそく本格的な改革に乗り出した結果だという。今回のビルダ監督の解任については明確な理由は述べられておらず、むしろ功績を称える声明を発表しているが、「最初の刷新措置のひとつであり、RFEFは先週からルビアレスの盟友とされる42歳のビルダを解任できるかどうかを探っていた」と伝えている。スペインのU-17やU-19女子代表での指導を経て、2015年から女子A代表の指揮を執ってきたビルダ監督。就任直後にさっそく国際大会でチームを優勝に導くなど辣腕を振るったが、選手たちとの信頼関係は上手く構築できなかった。2019年まで、年長の代表選手たちはホテルの部屋の鍵を閉めてはいけないと指示されたという。ビルダ監督が部屋やコンディションをチェックして初めて、施錠が許された。監督と特定の選手たちとの親密な関係も疑問視され、ビルダ氏の実父がスペインサッカー連盟女子部門のトップであることも何かと反感を買った。
2か月後の9月、代表メンバー発表を前に、今度は15人の代表メンバーが連盟宛にメールを送り、「メンタルヘルスの観点から、私たちはビルダ氏が監督である以上、今後招集は受けられない」とストライキに打って出る。だがこのアクションに対しても連盟側は「深刻な違反行為だ」と非難して突っぱねた。ルビアレス会長とビルダ監督の蜜月関係は盤石なものだったのだ。
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