個人的な話で恐縮だが、最近はWordを原稿の“下書き用”アプリとして使うのも面白いと思い始めた。一昔前は雑誌や書籍を作る際はプレーンなテキストが重宝がられたものの、現在はさほど気にする必要はない。試しに本稿の冒頭をWordで書いてみたが、長年使用するVZ Editor風のキーアサインと大きく異なるので断念したが、日常的にWordで文章を書き連ねる方々には注目の機能が待っている。
その一つが検索機能だ。Word自身の歴史が古く、検索機能も過去の設計に基づいて実装してきた。だが、日常的にWeb検索している我々にとって、使いにくくなっているのも事実である。そこでMicrosoftは2022年5月にWord for the webへ新たな検索機能を実装し、同様の機能をバージョン2209で展開する予定だ。Microsoftの上図は複数の単語で検索を実行した例だが、拡張検索をサポートしていないWord バージョン2207は、当然ながら単語にヒットしない。一方でバージョン2209は、「日本」「米国」と二つの単語にヒットしている。正確には「米国」ではなく「英国」を類義語として拾い上げているが、検索の幅が大きく広がったことは一目でお分かりだ。こうした機能は先行版のMicrosoft Edgeでも実装済み。
下図の例では検索キーワード「ビジネス」に対して、「business」「起業」が関連するキーワードとして検索対象に含んでいる。日本語の文章は、入力した単語や文章を変換して作成するため、検索時に入力内容の間違いを幅広く拾い上げるタイプミスの有用性は少なそうだが、これまで以上にあいまいな検索が可能になった。一連の機能はMicrosoft Turing Universal Language Representation model(マイクロソフトチューリング汎用言語表現モデル)で実現している。
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