いずれも仮定の話ではあるが、実際に、証券会社の役員らが、親会社の銀行が増資するという情報を公表前に投資家に伝え、株を買うよう営業活動を行っていたとして、金融庁から行政処分が下されたケースもある。「半沢直樹」のドラマにも、この銀行と証券の“壁”が取り上げられた。
ドラマでは、銀行とその子会社の証券会社が、大手IT企業による企業買収の案件をめぐり、方針が対立。証券会社に持ち込まれたはずの企業の買収案件が、顧客の同意なく同じ親会社の銀行に漏れ、銀行側がこの買収案件を横取りするという場面だ。しかし、今、この“壁”を撤廃するかどうかの議論が、にわかに熱を帯びている。しかし、“壁”を撤廃すべきだとする銀行業界と、銀行の強い立場の乱用を防ぐために“壁”を維持すべきだという証券会社との間で、激しく意見が対立。着地点は見えないままとなっている。
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