戦没者の遺骨を取り違えていた疑いが相次いで明らかになっていますが、厚生労働省がシベリアだけではなく、フィリピンで収集された遺骨についても取り違えの可能性をあらかじめ認識していたことが新たに分かりました。しかし、厚生労働省はその後もフィリピンでの事業を継続し、およそ1万5000人分の遺骨を日本に持ち帰っていました。
戦没者の遺骨収集事業をめぐっては、シベリアで収集した遺骨についてDNA鑑定した専門家が少なくとも14年前から「日本人ではない」などと再三、指摘していたほか、フィリピンで収集した一部の遺骨についても専門家が「日本人とみられる遺骨は1つもなかった」とするDNA鑑定の結果をまとめていたことが明らかになっています。 フィリピンで収集された遺骨の数は平成21年度に厚生労働省がNPO法人に事業を委託したあと急増し、その翌年、遺骨を取り違えていた疑いがNHKなどの報道で明らかになりましたが、厚生労働省はこのNPOに事業を委託した直後から取り違えの可能性を認識していたことが新たに分かりました。 NHKが入手した議事録によりますと厚生労働省の幹部は平成21年6月に開かれた会議で「正直フィリピンなどは混入があり得る。あそこは民間団体が非常に動いていてどんどん集めてしまう。そこがやや心配の種だ」などと説明しています。
取り違えは、 DNA鑑定だからこそ防げる。 (現場では絶対混ぜたりごまかしてる)
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