勝利まであと一歩の3-1で迎えた第5ゲーム、15-15の時点で足を痛めるアクシデントに見舞われた。足をつったのか違和感を訴えた張本は、一度、メディカルタイムで会場を離れるも、戻ってプレーを再開。だが、回復とはならず逆転負けを喫した。勝てば2010年の水谷隼以来の表彰台が確定したが、無念の敗退となった。第1ゲームは張本が立ち上がりから攻撃的にチキータや打球点の速いバックハンドでポイントを重ね、11-8と最初のゲームを先取する。
第3ゲーム、序盤立ち上がりから4連続ポイントを奪うなど、7-1とリードしていたが相手が攻めに転じ、7-4となったところで張本がタイムアウト。そこから相手に1点差と迫られるが張本が攻めのリズムを取り返し11-8とメダルまで後1ゲーム。第5ゲームは相手が攻めても得意のブロックで攻撃のチャンスを待ち、フォアハンドで厳しく攻めるなど9-5でリードするがここで相手のフォアハンド強打が決まりはじめる接戦に。張本は相手の猛攻に粘るが、5連続ポイントを奪われ、9-10と先にゲームポイントを許す。そこから6度のディ―スを経て15-15となったところで張本にアクシデント。足に違和感を訴えコートから外れ、メディカルタイムで一旦会場を離れた。
およそ10分後に会場に張本がもどり試合が再開。だが第5ゲームは17ー19で奪われる。第6ゲームは足の影響かプレーが難しい状況となり、4-11と奪われる。最終第7ゲームもプレーを続行した張本は相手に打たせてブロックで揺さぶる戦術。だが相手も負けじと攻め続け、8-11で敗れた。
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