(ウエスタン・リーグ、広島3―10阪神、7日、由宇)広島のドラフト1位・常広羽也斗(はやと)投手(22)=青学大=が7日、阪神戦で実戦初登板し、3回4安打3失点だった。一回に井上に3ランを浴びたが、フォークボールで5奪三振と高い能力の一端を示した。
大型連休が終わっても、山口・岩国市の山奥に位置する広島の2軍本拠地、由宇球場は大勢の観客でにぎわった。公式戦で実戦デビューを飾ったドライチの常広は、3回4安打3失点。初回に3ランを浴びたが、修正力を示した。最速155キロ右腕がベールを脱いだ。6日の同戦が雨天中止となり、スライドで昨年11月の明治神宮大会以来約6カ月ぶりのマウンドへ。一回の先頭に中前打を浴びて二盗を許し、続く打者には四球。その後1死一、三塁を招き、井上に甘く入ったフォークを左越えに運ばれ、いきなり3点を失った。 それでも、その後は踏ん張った。二回は1死一、三塁、三回には味方の失策が絡んで2死三塁のピンチを招いたが、最速149キロの直球と落差のあるフォークのコンビネーションで追加点は許さない。毎回の5奪三振と力を示した。
プロでは厳しいスタートとなった。1月は新人合同自主トレと学業との両立、春季キャンプの2月はコンディション不良と試練が襲ったが、リハビリを経て実戦登板にこぎつけた。高2軍監督は「ブルペンより、対打者になると制球がね。もうちょっとファームで投げさせたい」と、実戦経験を積ませる方針を示した。第一歩を踏み出した常広は前を向いた。昨春の全日本大学野球選手権ではエースとしてチームを日本一へ導いた大器。厳しい冬を乗り越えて才能を開花させる。(柏村翔) ■常広 羽也斗(つねひろ・はやと)2001(平成13)年9月18日生まれ、22歳。大分県出身。大分舞鶴高から青学大へ進学し、4年春の全日本大学選手権ではエースとしてチームを18年ぶりの日本一へ導き、最高殊勲選手賞と最優秀投手賞を受賞。昨秋のドラフト会議では2球団競合の末、24年D1位で広島入団。契約金1億円プラス出来高5000万円。年俸1600万円。180センチ、77キロ。右投げ右打ち。背番号「17」
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