年齢によって同性愛者になったり異性愛者になったりすることがある

  • 📰 gigazine
  • ⏱ Reading Time:
  • 45 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 21%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

「異性愛者(ヘテロセクシュアル)」「同性愛者(ホモセクシュアル)」「両性愛者(バイセクシュアル)」といった言葉は性的指向を表す単語ですが、こういった単語ではハッキリとは分類できないほど現実は複雑です。10代から30代までの性的指向は流動的で、「年齢によって同性愛者や異性愛者に変わり得る」という研究結果が発表されています。

この研究を行ったのはバージニア工科大学人間発達・家族学科のクリスティン・カストル准教授です。カストルさんはアメリカで行われた学生に関する全国調査のデータを利用して、16歳から32歳までの男女6000人以上の性的指向や、セックス・恋愛の相手の性別を調査しました。調査によると、男性、女性双方ともに10代から20代の性的指向は流動的で、性的指向を表現する単語として一般的な「異性愛者」「同性愛者」「両性愛者」という分類では不適当だとわかったとのこと。

カストルさんによると、年齢による流動性を含めた上で性的指向を分類すると、男性は「異性愛者」「ほぼ異性愛者か両性愛者」「急激に同性愛者になる」「性的に未発達」の4つのカテゴリーに分類され、女性は「異性愛者」「ほぼ異性愛者だがまれに同性愛者」「急激に両性愛者になる」「急激に同性愛者になる」「性的に未発達」の5つのカテゴリーに分類されるそうです。「急激に同性愛者になる」と分類された男女は、10代で異性との性的関係・恋愛関係を持ちますが、その関係もごく少数です。しかし、20代に入ると同性との性的関係・恋愛関係を多数持つようになり、20代後半になるとほぼ同性愛の関係しか持たなくなるそうです。 「異性愛者」と分類された男性でも、10代の頃に同性愛の経験がある人が6%ほどいます。しかしそういった人でも20代になると異性との関係しか持たなくなります。一方、「異性愛者」に分類された女性は10代の頃の同性愛の経験がある人は2.4%しかいませんが、20代後半になると時折同性との関係をもつ「ほぼ異性愛者」になる人が現れてきます。男性は10代で両性愛者であっても20代では異性愛者になる傾向がありますが、女性は10代で異性愛者でも20代後半で両性愛者になる傾向があるようです。また、男性に比べて女性は性的指向が流動的で、男性は「異性愛者」か「急激に同性愛者になる」という両極端な性的指向に属することが多い一方、女性は「ほぼ異性愛者だがまれに同性愛者」「急激に両性愛者になる」といった性的指向に属する人が男性に比べて多いそうです。

カストルさんは性的指向が変化することについて、「最終的に同性愛者、両性愛者になる人でも、10代でのセックスの相手はほぼ異性です。しかし20代前半にかけて同性愛/両性愛の傾向が徐々に強まって、20代後半ではほぼ自分の性的指向を見いだします。20代前半は人間的に独立していく時期であるため、この時期に自分の性的指向を受け入れたり、新たな性的指向を探したり、同性の魅力を認めたりするのだと考えられます」と語っています。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

なんかおったな魚で 若いうちはメスで子供産んだら雄になって子供を作るっていう魚

やっぱり性転換しないで戸籍の性を変えるのは駄目だね。

魚と同じようだね。結婚適齢期には皆メスになり、それを過ぎると皆オスになる。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 80. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。