メジャー通算46勝のマット・シューメーカー投手（35＝ツインズ）は、トレードマークのヒゲをそり落として登場した。「ブルドッグのように相手を支配するのが自分の持ち味。攻める、強気というのを忘れないように。1対1の対決で負けないということが重要だと考えている」と言った。「今の段階でチームメートと触れあうことができないというのは残念。でも、それが自分自身への心配にはならない。いずれにしても、近いうちにチームに合流できると思っている」とブルドッグ右腕が来日を心待ちした。（背番号99、推定年俸は1億5000万円）
グレゴリー・ポランコ外野手（30＝パイレーツ）は大親友の阪神ロハスとの「伝統の一戦」を待望した。「親友の1人。ピッツバーグ時代から付き合いがある。（ロハスから）自分らしさを突き進むことが重要だ、自分らしさを発揮できれば問題ないと言われた」と助言に感謝した。一方で「タイガースとのカードはヤンキースとレッドソックスのようなものだと聞いた。すごく興奮したよ。彼には絶対に負けない。タイガースには勝つよと伝えてある」とうれしそうに話した。（背番号23、推定年俸は2億5000万円） 先発ローテを期待されるマット・アンドリース投手（32＝マリナーズ）は親日精神をアピールした。昨季はレッドソックス、マリナーズでプレーし「去年は沢村といろいろと話をしたり、DMでやりとりもしている。ダイヤモンドバックスでは、平野から日本の文化について情報を教えてもらったりしていた。MLBのチームでも日本人の裏方さんとのやりとりがあった。いい人たちばかりだった」。NPBの公式球にも好感触を示し「しっかりと手の中に入って、操りやすいボールだと感じている」と話した。（背番号29、推定年俸は2億2600万円）
元NFL選手の父を持つアダム・ウォーカー外野手（30＝米独立リーグ）は不屈のキャリアを武器にする。「2012にドラフトされてから、3Aまではいったが、メジャーはどうしても手が届かなかった。数年前までは悔しい思いをしてきた。同時にそのときに得た経験が今の自分の力になっている」と強調。敬愛する父については「常に父親の存在が大きかった。目指すべき人だと思っている」と大きな背中を追う。（背番号44、推定年俸は3400万円） 米国内に新外国人選手を集結させての異例の合同練習は、14日に集合し、27日までの予定。政府が新型コロナウイルスの「オミクロン株」対策で外国人の新規入国を2月末まで原則禁止とする水際強化措置を講じる中、米国内で1カ所に集まって調整し、練習の効率化とコンディション把握を図る。ジョージ・アリアス駐米OBスカウトがコーディネーターを務め、日本から球団国際部の職員2人を派遣している。
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