記録(当時14歳5か月)を1か月更新。浅田さんの代名詞、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功し、4回転トウループも着氷した。14歳10か月の中井亜美(TOKIOインカラミ)が合計197・40点で3位に入った。
頑張ってきた努力が実り、島田の目がキラリと光った。元世界女王・浅田真央さんの日本勢最年少優勝を更新し「ビックリと、うれしいの両方」と喜んだ。シニアも含めて今季世界最高のハイスコア。2位に22・64点差をつける圧倒的強さだった。「憧れの浅田真央さんと同じ位置に立てたことはすごいうれしい。いろんなことが詰まったメダル」とかみしめた。 気合を入れるようにポニーテールをぎゅっと結び直し、スタート位置へ。圧巻の“麻央劇場”が開演した。冒頭にGOE(出来栄え点)2・51点と質の高いトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功。続けて4回転トウループはわずかに回転不足も、たった0・59点リードの金メダルを懸けた最終滑走で大技2本を降りてみせた。少し控えめなガッツポーズが飛び出し「思うように跳べなくてつらかったときもあった」。涙が浮かぶと、浜田美栄コーチに何度も拭ってもらい「ありがとう」と感謝の言葉をもらった。
島田のスケート人生は、生まれた時から始まっていた。母・歩さんが大ファンの浅田さんから「麻央」と名付けられ、毎年クリスマスシーズンは、必ず全日本選手権を観戦。「赤ちゃんの時は『チビ麻央』を抱っこしながら、真央ちゃんの全日本を見ていました」と歩さん。小5の時に、トップ選手を多く育てる浜田コーチに師事するため京都に引っ越した。ノービス時代からコーチは「謙虚に練習できる」と努力できる才能を褒め、地道に重ねてきた練習が、大舞台で発揮された。 26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪には前年7月1日時点で出場資格の17歳に達していないため、同学年で4月生まれの中井とは異なり出場ができず、次のチャンスは札幌市が招致を目指す30年大会になる。一番の目標は「世界選手権や五輪で優勝できるような選手なる」こと。新たな大技習得にもトライしているという14歳。7年後に向かって、挑戦し続ける。
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