連載第二回となる今回は、アフレコ現場に潜入。現場でのやり取りの様子や、メインキャストのアフレコ後インタビューの模様をお届けする。
アフレコ時の様子青凪大学航空部1年。通称・つるたま。サークル活動や恋愛など普通のキャンパスライフに憧れ、長崎から上京したが、ひょんなことから航空部へ入部することに。天真爛漫な性格で、ムードメーカー的存在。 記者が見学したなかで特に印象に残ったのは、たまきと空知の掛け合いのシーンだ。空知は、倉持を尊敬するがあまりたまきに突っかかってしまうという、不器用なキャラクター。たまきに対するちょっとトゲのあるセリフを、榎木さんが愛嬌たっぷりに熱演する。聞いていたスタッフ陣からは、思わず笑いがこぼれていた。 本作が声優初挑戦の堀田さんも、そんな榎木さんの芝居を受けて緊張がほぐれたようだ。実写の芝居で培ったナチュラルな芝居で、空知のセリフに一喜一憂するたまきを感情表現豊かに演じ上げていく。そんな堀田さんの芝居には、榎木さんや島﨑さんも影響を受けた部分は大きかったようだ。のちのインタビューで二人は口をそろえて「刺激になりました」と語っている。たまきと空知の掛け合いでは、それぞれのよさが相乗効果となって乗り、ケンカをしつつもなんだかじゃれ合っているような、たまきたちの等身大の距離感が見事に表れていた。これには橘監督や山口音響監督も「いいね!」と大絶賛。アドリブ芝居が尺からこぼれてしまった部分に関しても、通常であればリテイクになるのだが、「映像に合わせようとするとこの面白さが抜けてしまうので、このままセリフを活かして映像のほうを調整しましょう」と話していた。また、島﨑さんのセリフひと言ひと言に対するこだわりが随所に光っていたのも印象深い。
倉持は天才的なグライダー技術を持つ航空部のエースという役どころでもあるので、島﨑さんは「翼」や「サーマル」、「バラスト」といったグライダー用語のアクセントを丁寧に確認しながら、倉持のセリフに説得力を持たせていく。台本に書かれた「平均時速」というセリフについては、「原作では『スピード』とルビが振ってありましたけど、セリフとしては『へいきんじそく』で読みますか?」と質問。そんな島﨑さんの原作に対する読み込みの深さに、堀田さんや原作者の小沢さんも驚かされた様子だった。その後も収録は和やかに進行。この日終日をかけて、三人のアフレコは終了した。それぞれのよさが光る芝居の全容は、ぜひスクリーンでチェックしてほしい!
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