立憲民主党の泉健太代表は同日の会見で、この部分に反応。演説全体については「よく作られたスピーチ」だと評価した一方で、「つかみ」の部分には「総理の余計な発言は除いてもよかった」、拍手がないのは「自業自得」と苦言を呈した。ジョークを織り交ぜつつ、「皆様、米国の最も親しい友人、トモダチとして、日本国民は、自由の存続を確かなものにするために米国と共にあります。それは、日米両国の国民にとどまらず、全ての人々のためにであります」などと述べた。「余計な発言」として、演説の冒頭で 岸田首相 が「日本の国会では、これほど素敵な拍手を受けることはまずありません」と冗談めかしていたことを挙げた。「それはそうでしょう。それ自業自得ですからね?総理自身が国内政治において国民を無視し、そして自民党自身腐った状態を変えられないわけですから......
「あと、奥さんの裕子さんを選ばれたのは間違いではないと思いますが。だからといってですね、総理の決断、全てが正しいと自ら言っては駄目でして......総理の決断は全然正しくないわけですから。そこは分けて考えてもらわなきゃいかん、というふうに思います」 その上で、演説内容としては「余計な総理のエピソードというかスピーチを除けば、日本外交としての、これは首相官邸ですとか、外務省ですとか、大使館......その総合力ということであると思います。そういったものは、私は発揮をされたのではないかというふうに考えています」と一定の評価を示した。「岸田文雄『日本の国会では、これほどすてきな拍手を受けることはまずない』 裏金問題について真摯に反省しているならば、こういうふざけた事は言わないものと思いますが」
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