「世界中のお金持ちが集まる都市」と呼ばれる中東・アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで、道産食材が注目されています。木田製粉(札幌市北区)は4月、現地で人気の日本式ベーカリーで使われる小麦粉の輸出を開始。牛肉の輸出も大幅に増えています。「世界一伸びしろのある市場」とも評されるドバイの道産食材事情を探ってみました。(経済部 権藤泉)3月下旬、木田製粉の倉庫にはアラビア文字が印字された小麦粉袋がうずたかく積まれて出荷を待っていました。道産小麦「春よ恋」「ゆめちから」などを使った4種類で、横浜港から船でシンガポールを経由し、5月半ばにドバイに到着する予定です。公式インスタグラムのフォロワー数が7万人を超える現地の日本式ベーカリー「YAMANOTE ATELIER(ヤマノテアトリエ)」で使われます。
ヤマノテアトリエのどこが「日本式」なのでしょうか。中東のホテルやレストラン向けに日本食材の輸出を手がけ、今回、小麦粉の仲介役を担った「YCP RLA Trading」(東京)の大岩賢太社長によると、カレーパンや唐揚げパンなどのいわゆる「総菜パン」が中東では珍しいそうです。2013年に1号店がオープンして人気が広がり、今ではドバイで8店、隣国カタールのドーハで1店を展開しています。焼きそばパンに中東で一般的な細麺を使ったり、菓子パンにバラの香り付けをしたりと、現地の人の口に合うようアレンジした商品もあります。ヤマノテアトリエのオーナーは、ドバイの王族シェイク・スヘイル・アルマクトゥーム氏。親日家で、日本で食べたパンを再現しようと自らベーカリーを開業しました。当初は日本の大手製粉メーカーから小麦粉を仕入れていましたが、日本で開かれたパンの国際展示会で道産小麦のパンを試食し「もちもちの食感と香りに感動した」。...
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