小槌杏さん、無言の帰宅 梨泰院事故で犠牲

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小槌杏さん、無言の帰宅 梨泰院事故で犠牲 日テレNEWS

先月31日にソウル入りしていた小槌さんの家族も、遺体の本人確認や小槌さんが暮らしていた大学の寮での荷物の整理などを終えて、3日に帰国しています。そして、小槌さんの遺体は午後8時すぎに、埼玉県内の自宅に到着しました。もう1人の日本人の犠牲者、冨川芽生さんの遺体と家族は、関係者によりますと、4日に日本に帰国する予定だということです。.

先月31日にソウル入りしていた小槌さんの家族も、遺体の本人確認や小槌さんが暮らしていた大学の寮での荷物の整理などを終えて、3日に帰国しています。そして、小槌さんの遺体は午後8時すぎに、埼玉県内の自宅に到着しました。もう1人の日本人の犠牲者、冨川芽生さんの遺体と家族は、関係者によりますと、4日に日本に帰国する予定だということです。

 

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「救急救助士の資格を取得したい」心肺蘇生法の講習の受講者が急増…梨泰院雑踏事故韓国・梨泰院(イテウォン)雑踏事故から5日。 犠牲となった冨川芽生さん(26)。父親の歩さんが訪れた遺留物の保管所では、現場に残された芽生さんのノートの一部が見つかりました。ノートには「ごはんを食べました」「食事しました」など、芽生さんの筆跡で、韓国語を勉強したあとが残されていました。 亡くなった芽生さんの父親・冨川歩さん:「冨川芽生。娘のものです。破けて…」 犠牲となったもう一人の日本人、小槌杏さん(18)が3日、日本に戻りました。 事故現場の近くでは、3日も、多くの人が悲しみに暮れました。 現場でCPRを行った高校生がいます。写真が趣味のチェさん(17)は、ハロウィンの様子を撮影していました。その最中、事故が起き、救助を手伝いました。 チェ・ミンギュさん:「中学と高校でCPRの教育を受けていて、救急医学に関心があったので、『助けなきゃ』の一心だった。押しつぶされて亡くなった人のほとんどは、内臓破裂によるアザができていた。口と鼻から血が流れていた」 10人ほどにCPRを行いました。事故後、助かったと連絡があったのは、わずか2人でした。 チェ・ミンギュさん:「救急救助士の資格を取得したい。また事故が起きた場合には、もっと早く、たくさんの人を救いたい」 今回の事故をきっかけに、ソウルでは、CPR講習を受ける人が急増しています。心肺蘇生法を学ぶ講習会への問い合わせが5倍になっているといいます。 韓国中央応急措置教育院のチョ・イルヒョンさん:「女性の方が多い。男性は軍隊で学べるが、女性は機会がない」 私も、昔、講習を受けましたが、 10年以上立つので、また講習を受けようと思ってます… 上級を、持ってます。 そもそも、学校で習わないのかな🤔 日本だと中学のときに、“胸部圧迫”習うけど。
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「手がしびれて指が動かせない」「足が地面から浮いた」生存者が語る“当時の状況”韓国・ソウルの梨泰院(イテウォン)で156人が死亡した群衆の事故から4日。26人の外国人も命を落としました。 亡くなった日本人2人のうち、小槌杏さん(18)の遺族がコメントを寄せました。 小槌杏さんの遺族:「8月末より渡韓し、大学生活を送っておりました。色々な国や年齢の友人ができ、とても楽しいと、日々、話しておりました。まさに夢への第一歩を踏み出したところでした。素直で優しく、ちょっぴりマイペースな娘は、私達の宝物です。その宝物が目の前から消えてしまった現実を、今はまだ受け止めきれずにおります。たくさんの人に愛され支えられた彼女の人生は幸せであっただろうと思います。一日も早く、我が家に一緒に帰りたい、そう願っております」 救助を手伝ったという男性は、番組の取材に対し、今も事故の光景が浮かんでくると話します。 救助を手伝った男性:「目が覚めると、状況が悪化してないか、気になってしまう。思い出してしまって、1人のときは憂うつになったり、無気力になったりする」 息子(35)を亡くしたという男性。息子夫婦と、その甥が3人で出かけましたが、息子だけが犠牲となりました。 息子を亡くした父親:「朝、ニュースを見たら大事故だったので、電話をしたら嫁が出た。号泣しながら『夫がいなくなりました』と。嫁は壁側にいたので抜け出せたが、息子は真ん中にいた。身動きがとれず、倒れるのを全部見ていたようです」 その後、病院から妻に連絡があり、死亡が知らされたそうです。政府からは、マスコミの取材は受けないよう伝えられたといいます。 息子を亡くした父親:「(政府は)口止めしようとしているんじゃないか。遺族の考えは、みんな違うでしょう。でも、心を一つにして、共通の意見を出す必要があるのでは」 特別捜査本部が2日、強制捜査を行いました。ソウル警察庁、龍山(ヨンサン)消防署、ソウル市消防災難本部など、全部で7カ所に及んでいます。事故当日の通報関連資料と、ハロウィン警備計画書などを押収しました。 今回の事故で、亡くなった人は、坂の中腹に集中していました。事故の瞬間、坂の上のほうにある防犯カメラのあたりにいたという男性が、当時の様子を語りました。 事故現場にいた人:「挟まれていて、手がしびれて指が広げられなかった。指が動かせなかった。私の前に夫婦に見える人がいた。奥さんが息ができないから抱えたまま、隙間を作ろうとしていた。でも、できなかった。奥さんが窒息して気絶する姿も目の前で見て…。本当に申し訳ないと思ったのは、私の足をたたきながら『助けてくれ、助けてくれ』と言われたのに、助けられなかった。(その人は)下敷きになっていた」 一命を取りとめた女性は、一緒にいた交際相手を亡くしました。 交際相手を亡くした女性:「一瞬で倒れて簡単に言うと“つぶれる”という表現が正しい。体が震えた。このままでは死ぬと思った。私は気絶していたようで、心臓マッサージをして助かった。(彼は)天国に行きました。意識を取り戻して彼を発見したとき、すでに手の色がかなり変わっていた」 韓国メディアによりますと、事故の翌日から、政府は各自治体に対し、名称を『梨泰院事故』に統一し、『被害者』や『犠牲者』という言葉を使わず、『死亡者』や『死傷者』と書くようにと、指示書を送っていました。野党は、政府が責任を薄めようとしていると指摘しています。それに対して、政府側は反論しました。 中央災難安全対策本部:「政府が責任逃れをしようとしたという意図は全くない。これについては『犠牲者』を使ってもいい。政府として『死亡者』を推奨しただけ。ほかの表現も使ってかまわない。一般国民やメディアでは、『惨事』や圧死』などを使っている」 事故現場に残されていた物を保管する体育館には、2日も多くの人が訪れました。その取材中に出会った男性は、妻とともに事故現場の坂道の中腹にいました。 キム・ダルヒョンさん(26):「(最初は)特に危ないとは思わず、人が多くて、すごいなと思う程度でした。足が地面から浮き始めた瞬間、突然、すごい恐怖を感じた。片手に携帯を持っていたが、腕を動かすことができなくて、携帯を使うことができずに、気絶を。周りの人たちが息苦しさで気絶していきました。そのときに店の人が水をかけてくれました。水をかけられたことで、体が濡れて滑りがよくなり、片腕を抜くことができました。その手で母に電話して『死にそうだ』『生きたいから通報してくれ』と。振り向いて地面を見ると、下敷きになり顔だけ出ている人もいて、苦しそうに目をあけて呼吸しようと頑張っていました」 妻とともに救助されましたが、長時間、圧迫されたため、妻の体には、あちこちにアザができたそうです。 キム・ダルヒョンさん(26):「きのう出社したのですが、頻繁に事故当時の記憶がよみがえり、す
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