能登半島地震の発生から1日で半年を迎える。石川県奥能登地方の交通の大動脈・国道249号は、いまだに輪島、珠洲両市で寸断が続いている。国交省北陸地方整備局能登復興事務所は28日、年内に複数の寸断ポイントで1車線分の通行路を確保する見通しを示した。大量の崩落土砂で閉ざされた現場はどうなっているのか。ようやく本格化した復旧工事の現場を訪ねた。このうち、輪島市の観光名所・白米(しろよね)千枚田付近は5月2日、隆起した海岸部を利用した迂回(うかい)路が通行可能となった。同市東部の南志見(なじみ)地区と市中心部がようやくつながったが、その先、東隣の町野地区につながる道は閉ざされたままだ。
海上に突き出し、目印として地域住民が見慣れていた岬「白崎」は先端部が崩落し、えぐれていた。ただ、その付け根部分の路面は使える状態という。隆起海岸に仮設道路を設けつつ高低差が極端にならぬよう坂越えの道を造る方針だ。
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