eチケット予約管理システム『Japan ticket(ジャパンチケット)』を展開する株式会社Japanticket(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中宏彰、以下、Japanticket)は、山梨県の「富士山吉田ルート」におけるオーバーツーリズム解消を目的とした「山梨県富士山吉田ルート通行予約システム」に、『Japan ticket』が採用されたことをお知らせいたします。また、特に登山者数が多い「吉田ルート(令和5年シーズン:137,236 人)」では、特定の日や時間帯で混雑が発生するほか、弾丸登山や軽装登山、登山道上でたき火を行う等のルール・マナー違反も多く見られ、観光価値の低下だけでなく、登山事故の増加に対する懸念も大きくなっています。(※)
こうした背景を受け、山梨県は、今夏の富士登山シーズン(7月1日~9月10日)より、登山の適正化を図るため、登山の規制(時間規制16時~3時、人数規制 4,000人/日)を実施し、通行料として1人2,000円を徴収する方針を発表しておりました。※ 富士山における適正利用推進協議会「富士登山オーバーツーリズム対策パッケージ」『Japan ticket』は、多くの魅力ある体験サービスをeチケット化し、国内はもちろん、世界中の観光客が利用するOTAや自社ホームページ/SNSで配信することで、集客を最大化することができるサービスです。 この『Japan ticket』を活用した「山梨県富士山吉田ルート通行予約システム」は、登山用eチケットの予約管理、登山前の事前決済、購入者へのeチケット送付 (メール)、チケット引換対応に加え、オンライン上で空き枠の在庫管理などをシームレスに行うことができるシステムです。富士登山オフィシャルサイトで5月20日より多言語対応で一般公開となり、事前購入が可能となります。登山客は購入したeチケット記載のQRコードを富士山吉田口五合目(富士スバルライン五合目)窓口でスキャンして通行することができます。
この度の通行予約システム導入により、世界有数の観光地でもある富士山の「オーバーツーリズム」の解消に向けて、観光客の総量規制に加え、スムーズな管理・運営体制の構築、保全活動への寄与など、国内外のサービス・体験の先進的な取り組みを推進してまいります。
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